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PET検診で対消滅による爆発が起きない理由は?
お世話になります。 (1) 物質と反物質が出会うと爆発が起きるとテレビで見ました。 (2) 一方、電子の反物質である陽電子はPET検診などで使われていると聞きました。 電子はそこらじゅうにあるので、PET検診で使われる陽電子は電子と出会っていると思うのですが、PET検診で爆発が起きたなんて聞いたことがありません。 どういう事情で、(1)(2)の整合性がとれているのでしょうか? よろしくお願いします。
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対消滅が起きると確かにエネルギーが放出されますが、PET検診などで使われる陽電子は超微量なので、エネルギーが放出されても、痛くも痒くもないのです。1年間陽電子を製造しつづけても何兆分の1グラムにもならない・・・といった感覚です。(数字は裏付けなし) でも実際、PET検診では対消滅で生じたエネルギーをセンサで検出してがん細胞の位置を測定しています。つまりセンサで検出する程度のエネルギーが放出されているのですが、これは爆発とは言えません。
お礼
なるほど~。微量すぎて爆発と呼べるほどにはならないんですね。 >でも実際、PET検診では対消滅で生じたエネルギーをセンサで検出してがん細胞の位置を測定しています。 なんと、対消滅が実際に利用されていたとは。 ありがとうございました。