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日本の消滅危機にある言語と地方公用語

UNESCOでは日本には消滅危機にある言語が8つあり、日本語と方言、アイヌ語だけでないともいえます。 北海道など多少予算があるかもしれませんが、上記の定義だと北海道、東京、鹿児島、沖縄のあたりで公用語のようなものにもできるようにも思えますが。 どうなのでしょうか?

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  • koncha108
  • ベストアンサー率49% (1313/2666)
回答No.4

> 公的な言語の地位(status)などを考える(planning)などでつく予算などが変わらないでしょうか? 公用語にすることについてちゃんとお答えしていませんでしたが、話者が少なくて現実的でないと言うだけじゃなく、公用語と言う事はその言葉だけを使って日本で問題なく暮らしていけると言う事だと思います。国や自治体の文書や広報、各種手続き手続き、教育、報道、交通機関、社会インフラなど完全には無理でも日本語以外の話者が差別を受けず、不自由なく暮らせる様にしなければなりません。莫大なお金と労力、非効率が起こるでしょう。実際複数の言語が公用語の国はたくさんありますが、標識などは文字だらけ、新聞やテレビ放送は別々、駅や空港のアナウンスも複数言語。でも国民同士がコミュニケーションするのに結局中間言語として英語が準公用語になってたりします。 にも関わらず少数民族の言葉は利便性が無くなれば使われなくなります。 消滅危機言語を保存するのに公用語化はそのままでは効果が無いだけでなく現実的では無いです。 結局のところ話者を増やすしかなくしの地域への移住を進め経済支援をして行くのと、学校でも授業を行ったり伝統的な文化活動を増やしたり。 前に回答で端折ったのですが、与那国語の話ではたと思ったのは、もともと琉球でも与那国で歴史も文化に共有していない人にインセンティブを渡して話させると言うのは、仮にできたとしても筋が違うと思いました。 記録に残すだけだって大変ですよ。録音、録画、コピーだけじゃなくて言語学、文化人類学的に研究調査、体系化しないと単なる記録資料になっちゃいますから。

ledolw57
質問者

お礼

単純な統計でこれらの言語の話者は10人から100万人とされてますが、さらに細かい分類もありますので、それぞれおっしゃるような事情はいろいろあるかと思います。 それには教育や翻訳にいろいろ費用がかかってしまうか、それでは保護をしないと言語、文化を失なってしまうかなどいった問題がありますね。 実体験を交えて詳細にご回答いただきありがとうございます。

その他の回答 (4)

  • eroero4649
  • ベストアンサー率32% (11074/34516)
回答No.5

質問文や回答を見て思ったのですが、そういう地方言語は何百年も続いていたからという理由だけで保護する必要はあるのかなあと思わなくはないです。 だってね、少し昔に流行ったコギャル語とかあるわけじゃないですか。今のギャル語なんかもあと10年もすればほとんど途絶えてしまうわけですよね。そういうのは取るに足らない一部の若者たちが面白半分で言い出したものだから後世に記録を残す必要がなくて、離島にあった言葉は歴史的に価値があるっていうのもなんだか片手落ちなんじゃないかなと思うのです。その離島の言葉だってたぶん200年前と今では全然違うはずです。 ただ、そういう言葉を音源に残して後世に伝えることはいいことだと思います。イントネーションの問題があるから、文字にして残すより音源で残したほうがいいと思いますね。まず標準語で録音して、続いてその言語で録音すれば後世に翻訳することができると思います。

ledolw57
質問者

お礼

言語変種など言葉も変化したりその言語自体が変わっていきますね。 おっしゃるとおり、保存の機器もよくなってますね。 ご回答ありがとうございます。

  • nagata2017
  • ベストアンサー率33% (6876/20336)
回答No.3

公用語というより 少なくとも辞書にして残すことは必要でしょうね。 書籍という形にしておけば 国立国会図書館で永久保存されます。

ledolw57
質問者

お礼

そうですね。現在では刊行されている本も少ないですね。 ご回答ありがとうございます。

  • koncha108
  • ベストアンサー率49% (1313/2666)
回答No.2

日本の消滅危機言語の中でも重大な危機と指定されている与那国語は2004年で話者が800人だったそうです。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8E%E9%82%A3%E5%9B%BD%E6%96%B9%E8%A8%80 公用語にするとか考える以前に出来る限り話者の録音、録画や文献、習慣などの記録を出来る限りかき集めて後世に残す段階になっていて、それすら人手や予算がままならないと聞きました。 他の消滅危機語は数千から数万の話者がいるそうですが、過疎化の中にあってそれを残すかどうかはまさにその地域、カルチャーの中にいる人が決めることなのかもしれないですよ。学問や地域研究や興味のために無理やり地域の人に話させると言うものではないと思います。 せめて記録を出来る限り残すと言うことに協力したいですね。

ledolw57
質問者

お礼

話者の録音、録画や文献、習慣などの記録を集める作業は少数言語の保存方法ですね。 言語計画で地位を定めるとかどうなのでしょうか?経済性でやはり保存だけだと余計に消滅しやすいといえるとも思えてます。 UNESCO(国際連合教育科学文化機関)の定義でもありますが。現状の保護で十分だとかあるいは保存方法が適切だとかあるいはそうでないとか。いろいろ見解があるといえる問題とも思えます。 ご回答ありがとうございます。

ledolw57
質問者

補足

公的な言語の地位(status)などを考える(planning)などでつく予算などが変わらないでしょうか?

noname#232424
noname#232424
回答No.1

ちゃんと出典を示してください。下記は文化庁公式サイトの記述です。 http://www.bunka.go.jp/seisaku/kokugo_nihongo/kokugo_shisaku/kikigengo/ ーーーーーーーーーーーーーーーー引用 【極めて深刻】アイヌ語 【重大な危機】八重山やえやま語(八重山方言),与那国よなぐに語(与那国方言) 【危険】八丈はちじょう語(八丈方言),奄美あまみ語(奄美方言),国頭くにがみ語(国頭方言),沖縄おきなわ語(沖縄方言),宮古みやこ語(宮古方言) ーーーーーーーーーーーーーーーー アイヌ語いがいは,離島の方言ですね。隔離された地域では,固有の動植物が進化するのとおなじように,固有の言語もできる。しかし人間の交流がさかんになると薄らいでいく(共通語に統一される)のは,歴史の当然の帰結だろうと思います。ここに挙げられていない,離島ではないぼくの郷里でも現住地でも,古老しかベタベタの方言はしゃべれなくなっています。 だから,ぼくはなにも関心(危機感)をもちません。ただし,録音や辞書は残しておくべきかなと思います。 平安文学や中世戦記物,さらに江戸時代の膝栗毛ですら,すでにぼくらは「古文」と呼んで現用していません。しかし,写本や辞書(和名類聚抄,日葡辞書など)が残っているので,ずいぶん助かっています。いや,試験で問われる高校生には大迷惑か(笑)。

ledolw57
質問者

お礼

経済原理はいわれることですが、荒削りや便利の原理も限界があると思っています。 文化庁のあたりでは、あまり意義を感じないかもしれないとも。 一つの意見ですね。 ご回答ありがとうございます。

ledolw57
質問者

補足

http://www.unesco.org/languages-atlas/ 出典としてあげます。

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