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昔の日本人の視力。
江戸時代(を含む)以前の人の視力は、現代の人より優れていたのでしょうか。 エピソードでも物語でもかまいませんから視力について教えてください。 その内容の真偽は問いません。 もし、昔の人の視力が良いとすれば、どんな理由が考えられますか。 よろしくお願いします。
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貴族は短冊に小さい文字で和歌や快苦を認める。 武士は武術の鍛錬と学問に勤しむ。 若い百姓は耕し収穫し、猟(猟)をする。 年寄りは藁を打ち、草鞋や縄や綯う。 どの階級も年代でも「近業」が主でした。 宗良親王は70歳で新葉和歌集を編纂しました。 おそらく0.3~0.1程度の近視だったと思います。 林 羅山は天文学に秀でた一面もあるので、視力は良かったと想います。 千頭清臣の著書の中に「坂本龍馬は近視?」と言う一節があります。 これらを総合すると18歳の年齢の視力分布は現代と殆ど同じだろうと感じます。 屈折異常は遺伝しませんし、暗い所で細かい文字を射ても視力に影響しないことが立証されています。 ※30年前まで「近眼は遺伝」と言う説が当たり前でした。 ※学校での視力測定が行われてからまだ100年そこそこです。
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- whaihansei
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江戸時代ではありませんが、 戦艦の監視員は「夜戦」で敵艦を見つけるため 目をこらしたそうです。
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ご回答ありがとうございます。 視力が勝敗の行方を左右したかも知れませんね。
- hue2011
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記録はともかく、視力はよかったに決まっています。 今の人間が視力を傷めるのは、小さい文字を読むこと、遠くを見ないこと、および目を休ませないこと、につきます。 昔は書物は筆で書かれたものなので、1文字が数センチの、崩し字であっても極めて読みわけやすいものでした。 また、高層建築がありませんから、遠くにある尾根とか山がはっきりみえましたのでそこにピントを設定することができました。 映画もありませんし、テレビもありませんから、特に必要はないけど楽しみのため、あるいは時間つぶしのために目を使うことは少なかったので、目は休められたのです。 栄養の問題なんかも、昔のほうが低栄養だったとは言い切れない。甘味料が少ないから、今より余計果物や野菜を食べていました。そうするとアントシアニンだとかルテインとかは自然に取り込みます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 現代人の目の環境は頗る悪いですから、昔の人の方が視力はよかったに決まっているということですね。
・暗い照明のもとで,書物を読んだり帳簿をつけたり裁縫をしたりする人は,対象物に目を近づけるので,「近視」が多かったんじゃないでしょうかね。江戸時代にもガラスレンズを用いた眼鏡職人はいましたが,高価でした。 ・衛生状況がよくありませんから,「ものもらい」のような感染症が多かったんじゃないでしょうか。いろっぽい人物の表現として「目病み女に風邪引き男」といいましたが,いまじゃめったに目病み女はいません。 ・栄養条件がよくありませんから,ビタミン欠乏による疾病,とくに暗いところで見えなくなる「鳥目」がおおかったはずです。その治療のために,ビタミンAを多量にふくむヤツメウナギが食べられました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 全国あちこちに目の神社があることから、感染症は多かったでしょうね。 近所に「目の神社」があって、目に良いとされる、ホウ酸を含んだ地下水が出ています。 「近視」が多かったでしょうね。なるほど!
- eroero4649
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農耕が始まる以前の時代なら、みんな視力は良かったはずです。良かったというか、とても視力が悪かったら食べ物を見つけられなくて餓死したか、天敵に気づかなくて食われたかどちらかで容赦なく淘汰されたと思います。 農耕(文明)が始まった以降であれば、ある程度は天敵から身を守ることもできたでしょうが、しかしてちゃんと世の中が見えなければ何かとストレスではあったと思うので、それほど長生きはできなかったと思います。 ただし現代人のように夜まで起きるとか、文字を読むなんてことはなかったわけですから、日常生活の中で視力を悪くさせるものは(栄養不足を除けば)あまりなかったと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 栄養不足を除けば視力を悪くするものはないので、現代人よりも視力は良かったはずということですね。 よく分かりました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 とてもよく分かりました。 「近業」という言葉も初めて知りました。 tomy-eye様の回答履歴も読ませていただきました。 大変、参考になりました。