芸能人は、やっぱり「商品」なのか
先日、友人のビデオで、3年くらい前かな、の○○優○さんのトークを見せてもらいました。ファンでもない私も、大変な衝撃を受けました。やっぱりな、という気持ちもありましたが、衝撃のほうが大きかったです。後期の熱狂的なファンはさぞかし無念だろうと思います(笑)
芸能人であるからには、当然自分のキャラクター性(一種の人間性ですね)を磨かなければならないし、TVの前で見せる自分とプライベートの自分との間には、一定の乖離があることも認めざるを得ないと思います。
しかし、一部の芸能人(特に「天然ボケ」呼ばれる女優さんたち)は、明らかに「つくっている」ようです。「つくる」と「磨く」とでは、「芸能」のとらえ方において、まったく別の問題が出てくると思いませんか。
百歩譲って、「それも芸能界だ」としましょう。それでも、みなさんは、その露骨な人格操作を知り、ショックを受けたことはありませんか。ショックを受けるとすれば、それは、その芸能人の人柄を信じて評価なり、支持なりしてきたからだと思います。それは、相手が「商品」ではなく「人間」だからです。だとすれば、それはファンを欺き、場合によっては裏切ったことになりはしませんか。
しかし、それでも「それも芸能界だ」となれば、新商品を開発し、CMを通じてそれが「売れるか」を世に問うているが、売れ行きによっては、大幅な「品質改良」もあり得ますよ、ということと同列ではないだろうか?
それでも、それでも、「それも芸能界だ」と割り切る人は、芸能人を「モノ」としてしか見ていないことを憚ることなく公言できる狂者だと思うのですが、いかがでしょうか。それとも、「それはいっちゃいかんよ、きみ」ですか?(笑)