- ベストアンサー
中国政府はなぜ土地の私的所有を認めない?
土地の所有権がない中国の庶民、「マイホーム」とは名ばかり―中国紙 ttp://www.kaigaifudousan.jp/chfudousan/qa/houritu/ ここに書いてあります。 所有できない制度にしたメリットは何が考えられまするか?
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
社会主義の根本ですね。 土地、家屋は国のものとして平等に国から借りる。 同じ仕事をして同じ給料をもらう。 そのことで格差を是正する(格差社会にならない)ことが目的。
その他の回答 (5)
皆平等を考える上で、土地の所有などによる資産の格差はダメなんですよ。 >所有できない制度にしたメリットは何が考えられまするか? 大きなメリットがあります。 都市開発などです。 日本では都市開発をしようとしても、土地が集められないためできなくなるものも多くあります。 ですが、中国の場合、もともと個人には所有権がありませんので、土地を収容することが簡単にできます。 このため、大きな都市で、市政府などが手狭になった場合、少し離れたところに、まとめて土地を収容して、そこへ新しく建てて引っ越しなどを行います。 引越し予定地に、ビルなどがあっても簡単に追い出して収容することができるわけです。 道路、鉄道などを開発する上でも、とても早く簡単に行うことが出来るわけです。
- hekiyu2
- ベストアンサー率35% (271/774)
所有できない制度にしたメリットは何が考えられまするか? ↑ 土地の私有は資本主義の基本ですから 社会主義国では否定されます。 メリットとしては、国の都合で自由に 取り上げることが出来る、ことです。 だから、都市開発とか、高速鉄道敷設とか、 中国はやることが速いのです。 となると空き家問題で所有権を放棄できないようなのは 中国では存在しないのでしうか ↑ 土地の私有は不可ですが、マンション、つまり 建物の私有は認められています。
- eroero4649
- ベストアンサー率32% (11074/34518)
本来社会主義は個人の私有財産を認めませんからね。全ての土地は全ての国民のもの、というのが社会主義の建前です。 土地の私的所有を認めないメリットは、資本家(超絶な金持ち)を作らないことです。森ビルとかさあ、都内の超一等地にあんなに土地持ってて、そっからのテナント料でがっぽがっぽ稼いでいてけしからんと思いませんか。だって何も働いてないのに寝てるだけでもテナント料がじゃんじゃん入ってくるんですよ。 聞け万国の~労働者~♪
- ashitagenki
- ベストアンサー率54% (6/11)
そもそも共産主義は人民の私有財産を認めてませんから財産に当たる土地は全て国家の物なのです。 そして人民は国家の財産である土地を貸借して住居を建てるのです。 ですが今の中国は共産主義なんてもはや建前に過ぎないのに、未だ人民の土地の所有を認めていないのは、人民に認めるのは所有権でなく貸借権の方が政府(共産党)にとって都合がいいからです。 土地の所有権を認めると開発などによってその土地が必要になった時に、土地の所有者と土地の売却を交渉して所有者と合意の上に買い取らなければなりませんが、ただの貸借権なら適当な代替地とわずかな保証金だけで簡単に土地を取り上げることができるからです。 中国人は「ゴネ得」を知ってる民族ですから、土地の所有権の場合、所有者から土地を取り上げるには相当な苦労をしますが、ただの貸借権なら所有者である政府は簡単に土地を取り上げることができます。 それを政府も解っているので、実質的に資本主義社会になっても政府は個人の土地所有を認めていないのです。 それと当然不動産がらみの取引は大きな利権が絡むので、土地を自由に扱える政府の役人にはかなりの利益が入ってくるというのもあります。 ただでさえカネに汚い中国政府の役人が、そんな大きな利権が絡む既得権益を手放すはずがありません。 そのため中国政府の役人の不正蓄財は日本の役人や政治家の不正蓄財とは金額の桁が違います。 中国の役人など、田舎の地方政府の役人でさえ、不正蓄財で何億何十億単位で賄賂で儲けてる役人などいくらでもいます。
- tzd78886
- ベストアンサー率15% (2590/17104)
そもそも「共産主義」というものは土地の所有を認めていません。いろいろなタイプがありますが中国の場合は基本「貸し与えられている」のであって、「利用権」にすぎないのです。だからこそ別の用途が決まれば簡単に取り上げてしまうことができるのです。これが資本主義の国みたいに所有権を認めていたら高速鉄道網などはこれほど早くできなかったでしょう。
お礼
となると空き家問題で所有権を放棄できないようなのは中国では存在しないのでしうか