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成人向け(アダルト)=エロ?
昨日のニュースで「某コンビニが安心して買い物をできるように成人向け雑誌を撤去した」と報じていました。「成人向け雑誌」というのはエロ雑誌のことだと思いますが、「成人向け」「アダルト」という言葉が「エロ」を意味するようになった理由や時期をご存知の方がいましたらお願いします。海外ではそのような意味は無いと聞いたこともあります。
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ぼくの記憶のかぎりでは,サブカルチャー領域における「成人」という表現は,まだ映画産業がはなやかなりし1960年代のはなしですが,「裸体や性行為を描写したポルノ映画」のポスターなどに「成人指定」と表示されていました。たとえば「団地妻・背徳の午後」みたいな映画です(笑)。その専門の映画館が,町の裏通りみたいな場所にあり,高校の不良生徒が補導されたりしました。たぶんそのあたりが,「成人向け=ポルノ」という連想関係を生んだのではないかと思います。 「アダルト」は,かなり後年(家庭用VHSビデオデッキやビデオレンタル店が普及した時代)の用語と記憶します。ポルノがビデオで流布するようになってから,「アダルトビデオ」という呼称ができたはずです。いっぽうでは,英語本来の「分別のある大人」という意味でも使われました。春風亭小朝あたりが高座で,「落語はアダルトな芸能なので,お子ちゃまにはわからない」という意味の発言をしていたと思います。 なお,エロとポルノは,いくぶんちがいます。AKB系のお姉ちゃんがきゃあきゃあ歌うのは,還暦をすぎたぼくにとっていい「回春剤」(エロ)になっていますが,「××××のおかず」(ポルノ)ではありません(笑)。
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- nanashisan_
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日本でもそんな意味はありません。 多くの人が使うとそういうふうに理解する人が増えていきます。 言葉ってそんなものです。
- SPROCKETER
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成人向け雑誌は一般市民の批判が多くなると、名前を変える為にマスコミが騒ぐというパターンの繰り返しで成り立っているメディアです。 最初は聞いた事が無いような名前で呼ばれていましたが、マスコミが変態雑誌とか、H雑誌と呼び始め、それも批判されるようになると、今度はエロ雑誌と呼び始め、それも批判され始めると、今度はビデオなどと同じアダルト雑誌と呼ぶようになりました。マスコミが呼び名を変えているだけです。 学生時代に英語を習っていた頃までは、アダルトと言えば、大人向けの商品という意味で他意はありませんでしたが、マスコミがポルノビデオやエロ雑誌をアダルトと呼ぶようになってから、猥褻雑誌をアダルト雑誌と呼ぶようになりました。 批判を受けると名前を変えて宣伝するのがマスコミ体質です。
お礼
「アダルトビデオ」というのは日本独特の言い方で英語圏では「ポルノグラフィ」「ブルーフィルム」と、区別はしていないと聞いたことがあります。「アダルト」という言葉が「ポルノ」と同一視されるのはおかしな話だと思っていましたね。