はじめまして♪
テフロンと言うのは金属とは違う物で、科学的に合成された樹脂と呼ばれます。
「テフロン樹脂」とか「フッ素樹脂」などとも言われます。
科学的と言っても、基本はフッ素原子と炭素原子だけを結びつけた特殊樹脂で、基本的には耐熱性と化学薬品などによる影響が出にくい耐薬品性に優れた、安定した物質と言われます。
身近な樹脂には、プラスチック等がありますが、柔らかい物からわりと固い物まで在るのと同じで、テフロン樹脂も比較的固い物では在るのですが、金属より固くはないので、金属を擦り付けると傷が付いたり、剥がれてしまう物なのです。
ステンレスのフライ返しだけではなく、フォークやナイフ等も傷を付けますので、テフロン加工の中では使わないで下さい。(当然ですが、スチールタワシでゴシゴシもダメですよ。)
ついでに、耐熱性が高い。と言っても限度があります。
空焚きなどは絶対にダメ。さらに多くの場合は「中火でお使い下さい」などの指示も書かれていたりするくらいです。
テフロン樹脂の毒性を言う人がいます。
実は、科学的結合が変化してしまうほど、高温で焼く事で有毒性のガス等が発生します。一度化学変化を起こしてしまいますと、通常調理中にも有毒成分が食材に混ざって行きますので、そのまま長期に渡って使うのは絶対に避けるべきです。
と、言いつつ、学生時代に空焚きをしてしまい、共同炊事場が在った階(フロア)で、異臭騒ぎになってしまった事が在ります。
シッカリ焼き切ってしまうと、かなりキツイ異臭となんだか目もチカチカする程でした。
そのご、何度洗ってもフライパン自体の異臭が無くならなかったので、ゴミ置き場へ。。。
テフロン加工製品は、コーティングしたテフロン層の損傷で、焦げ付いたりしますし、それを剥がそうと研磨剤やスチールタワシ等を用いれば、それで寿命が尽きてしまいます。
極力傷をつけないように使う事で、寿命をかなり伸ばす事ができますので、上手に活用して下さい。
扱いを間違えると、カビが出たりしてしまう事も在るのですが、最も良いのは木製や竹製の「へら」で上手に扱えたらベストなんでしょうね。
我家では、ホームセンターでさほど高額では無かったプラスチックのフライ返しを用いていますけれど、おばあちゃんが調理中にフライパンの縁に乗せて、一部が溶けてしまったりで不格好になっています(爆笑)
お礼
ありがとうございました。