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人類の宇宙進出とプラスチックについて
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まず、スペースコロニーは宇宙空間での溶接技術が完成されておらず、実現出来ないので除外します。月と火星ですが、炭素、水素、酸素、窒素などの有機物原料があれば、コストを度外視して考える限り、合成ゴムは製造出来ます。月の地下には氷が発見されていますし、火星には氷と二酸化炭素があります。合成ゴムの生産には火星の方が有利かもしれませんね。 合成ゴムが生産出来るかどうかを問う以前に、大量の有機物を生産出来れば、ゴム生産も可能だという発想で考えてみましょう。火星は大量の二酸化炭素が大気圏内に豊富にあるので、加圧して保存すれば、いくらでも原料資源を生産出来ますし、地下には氷があるので、採掘して利用出来ます。生産拠点は水や二酸化炭素の氷が豊富にある北極や南極が適切でしょう。 二酸化炭素と水から植物栽培をおこなえれば、有機物の多くが植物から生産出来ます。副産物として酸素も生産出来ます。食料だけではなく、有機物や炭化水素が植物から放出されるので、それを利用した産業が可能です。そういう産業基盤が確立すれば、ゴムやプラスチックの生産も可能になるかもしれませんね。 もっとも、問題なのは経済で、地球との貿易が成立しなければ、経済基盤が成り立ちません。地球に生産物が送れなければ、利益も得られません。残念ながら、月や火星から地球に輸送して経済的利益が得られる物と言えば、核融合に使われるヘリウム3のように非常に高価で、輸送コストが安価な物だけで、貴金属でも赤字になる貿易にしかなりません。 宇宙での輸送コストが劇的に下がる輸送方法(ソーラー帆船)が大規模におこなわれるようになっても、高価な元素以外は貿易が成り立たないでしょうね。
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- terminator_5
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それぞれの環境で生育可能なメタン菌が得られれば、二酸化炭素(CO2)と水素(H)から、メタン(CH4)と水(H2O)が生成されます。 http://www.astroarts.co.jp/news/2014/05/22methanogens/index-j.shtml 二酸化炭素は火星の大気中、人の呼気、排泄物の発酵により得られます。 水素は生成された水を電気分解して酸素と共に得られます。 メタンまで生成できればC1化学により工業的に様々な有機化合物を合成することが可能です。
- foomufoomu
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ゴムの木を育てたほうが良いのでは。 スペースコロニーでは、地上と同じものを利用するのでなく、そこで調達できるもので同じことがでないか、と考えるべきです。
- mpascal
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人工光合成で有機物を作る。