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ロヒンギャ問題の正体と解決策
- ロヒンギャ問題は植民地時代の差別が起源とされます。現在の解決策はミャンマーでの権利付与です。
- ロヒンギャは植民地時代には中間支配層として存在しました。バングラディシュへの送還が提案されています。
- ロヒンギャ問題について正確な情報が少なく、情報提供者の主義主張によって結論が分かれています。
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1. への回答 仏教系の女性とイスラム系ロヒンギャ男性の結婚に制限があるというのはミャンマーの今の法律の事ですね。現在の法律でも絶対にそういう結婚は認めないというわけではなく。仏教系の女性を強制改宗させようと無理強いするのは許さないという法律ですよ。(仏教系の女性が改宗して結婚するには政府による面接を突破しないといけません) そもそも論としてイスラムの異教徒への対応というのがどういうものかを記載しなくてはいけないですね。 異教徒の男性とイスラム系女性は結婚できない等の差別があるというのが、ムスリムとしては当然の事ですよ。日本でももちろん。 イスラム法で明確に規定されていますので。 ムスリムと非ムスリムとの婚姻 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A0%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%A0%E3%81%A8%E9%9D%9E%E3%83%A0%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%A0%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%A9%9A%E5%A7%BB 異教徒と結婚したら絞首刑!イスラム教徒の申告な女性差別とは http://golden-zipangu.jp/sudan-marriage/ 植民地時代はロヒンギャが社会的に優位でしたのでイスラム系ロヒンギャ男性は好き放題に仏教系の女性と結婚していたのではないですか。 以下の記事はバングラの難民キャンプでのニュースですが イスラム系ロヒンギャ男性とヒンドゥーの婚姻は「普通に」行われているようですよ。ヒンドゥーの女性の家族とかは「普通に」皆殺しのようですが http://www.dailymail.co.uk/news/article-4921426/Hindu-Rohingya-say-Muslim-majority-force-convert.html ミャンマーではこういう所業を「普通に」行っていたようですよ。 http://www.afpbb.com/articles/-/3144350 あとムスリムは一夫多妻が当たり前ですよ。今のミャンマーの法律では明確に禁止されていますが。ムスリム社会はコレを深刻な宗教迫害・差別だと弾劾しています。 2. への回答 はい、そうです。この経緯を無い事として誤魔化す方はいても、否定する方はいないとおもうのですが。 もっというと、英国の分断統治の都合との兼ね合いや前述のムスリムの異教徒への過酷な迫害・差別もあいまって。ムスリムが仏教徒を追いたて襲って殺して土地を奪ってもOK 男は皆殺し・女子はレープしてから娶ってOKという「汚物は消毒」なノリでミャンマーに君臨していましたよ。 ですので、今でもロヒンギャは蛇蝎のごとく嫌われています。
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- ichikawa2017
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>どちらが正しいのか、あるいは両方共正しいが情報提供者の主義主張で結論が違っているだけなのか 正しいとか正しくないという問題ではありません。 御質問の1.2,の出典が良く分かりませんが1.2.で「~べき」「~べし」とお書きになられているのは単にミャンマーの軍事政権やバングデシュが相手国に責任を押しつける際の口実に過ぎません。 両国の国境地帯に居住していることから押しつけ合いになっています。 本件を当事者として解決しようとした上での主義主張の違いではありません。 ロヒンギャ問題というのはミャンマーとバングラデシュ二国間だけの問題ではなくタイをはじめ周辺国全体の問題です。 周辺国もそれぞれに少数民族問題を抱えている上に経済的な余裕がありません。 このようなこともあり、国連がロヒンギャと呼ばれる人達の窮状を救済しようと努力していますが周辺国は積極的に関与しません。 ロヒンギャ問題をお調べのようですが、少数民族問題に加えて難民問題も絡んでいますので視点の違いでいろいろな意見や見解説明があります。 最近ロヒンギャ問題として取り上げられるようになったのは武力衝突が目につくようになったためです。 当事者にとってはそれ以前からの問題で植民地時代よりも更に遡る根の深い問題です。 過激化した背景として歴史的には日本も深く関与しています。 現在のミャンマーの軍事政権がかたくななのも戦時中に日本が関与したことが遠因になっています。 参考 ロヒンギャ問題はなぜ解決が難しいのか / 根本敬 / 東南アジア近現代史 ... synodos.jp/international/15523
お礼
回答ありがとうございます。 私が付け焼き刃で調べた限りだと、英国統治時代のスタンスが二つあるのは「ロヒンギャ問題はなぜ解決が難しいのか / 根本敬 / 東南アジア近現代史」 が原因のようです。 最初、日本語で読める内容だと英国統治時代の立ち位置が違うので疑問に思っただけなのですが、歴史的な経緯を追うとイスラム系のロヒンギャの方が立場が強くないとおかしい。土地を与えられた経緯や、1938年に少数派を弾圧する理由に乏しい。彼の方の書籍絡みだとロヒンギャも弱い立場であったように書かれています。ウィキペディアのロヒンギャのページでも引用されて、差別された証拠のように記述されています。 ここから憶測ですが、この方は、ロヒンギャ難民の立場をなんとかしたいといった思いが最初にあって、ロヒンギャが不利な情報を出さないようにしているように感じます。 仏教系の住人の確認が取れた中では、1.2.も事実で 1.はイスラム系のロヒンギャの横暴を抑えるのが目的で、当時のイギリス支配力低下、独立運動激化の中、仏教系の暴動に対するガス抜きとの回答でした。 もっともイスラム系の住人の話は結局わからないので、参考の方の話が本当なのかも知れません。 日本語で得られる情報と歴史的な経緯、現地近くの情報である程度自己完結に近いものが得られました。 どこかに責任を押し付けるのは良くないかもしれませんが、あえて。 イギリスに責任とってほしい。 お手数をおかけしました。
- dragon-man
- ベストアンサー率19% (2711/13692)
どちらも間違いです。そんな単純な話ではありません。もともとロヒンギャ問題の種は第二次大戦以前に発生したものです。当時はインドもビルマ(今のミャンマー)もイギリスの植民地でした。バングラディシュという国はありませんでした。インドとビルマは戦後しばらく経って独立したのです。アウンサンスーチーの父親アウンサン将軍は大戦中ビルマに進駐してきた日本軍の協力を得て、ビルマ独立運動をしていました。戦後インドが独立した後、パキスタンとバングラディシュがインドから分離独立してバングラディシュが誕生しました。ロヒンギャは分離独立前のインドから国境を越えて勝手にビルマに入り、土地を占拠したイスラム教徒です。ですからビルマから見たら不法移民です。無法に土地を占拠された不法移民に国籍や土地や権利を与える理由はさらさらありません。併合時代に日本国民として日本に渡ってきた在日朝鮮人とはわけが違うのです。またバングラディシュから見たら独立前に、貧しい国から国を捨てて勝手に出て行った人たちですから、今さら受け入れて国籍を与える理由も責任もその資力もありません。そういう歴史的経緯を無視して、国連や他国が人道的立場からあれこれ注文を付け、内政干渉するのは大間違いです。中東のシリアやパレスチナの混乱と同じで、こうなった経緯の原因と責任のほとんどは当時宗主国だったイギリスにあります。ミャンマーにもバングラディシュにもその責任と解決能力はありません。シリア内戦の解決能力がシリアにないのと同じです。その意味でロヒンギャ問題の解決責任はヨーロッパを主とした国際社会にあるのです。ミャンマーと世界の最貧国バングラディシュに丸投げしておいていい話ではありません。
お礼
回答ありがとうございます。 アジア、アフリカの宗教、民族問題を一行でまとめると『イギリスが悪い』みたいですね。 第三者的スタンスの日本人だと、確かにそういう意見になりそうです。 お手数をおかけいたしました。
- nankaiporks
- ベストアンサー率23% (1062/4473)
立場の違いでの主張ですからどちらも正解じゃないの。 たしかこれって裏では日本も関与してる問題。 どちらかの民族に武器を渡して紛争をさせてたというような。 遠い国なので関心も薄いでしょうし、そういう恥部があるので日本も大きく扱いたくないのでは? それとネトウヨ系メディア、虎ノ門ニュースとか、ニュース女子は嘘ばかりなので信用しない方がいいですよ。
お礼
回答ありがとうございます。 どちらも嘘ではなく、出さない情報があるのはわかりました。旧日本軍のビルマ独立軍への関与は歴史的な事実です。
- あずき なな(@azuki-7)
- ベストアンサー率16% (1963/11745)
むしろどっちも本当じゃない? だからこそミャンマーとロヒンギャ側で争いが起きてる
お礼
1.については、仏教徒の立場だとその通りで、イスラム系のロヒンギャの立場の 回答はわからない。 2.については、背景があって、イスラム系が中間権力者の前提で、権力で4人の妻を娶り、仏教徒の女性を強制的に改教させるなどしていたたため、仏教徒の不満が高まり、独立運動も盛り上がり始めたのでイギリスの統治上のガス抜きらしいです。
- eroero4649
- ベストアンサー率32% (11074/34518)
たぶんこの問題に詳しい日本人はいない(存在はするけれど日本に住んでいないも含む)のだと思います。いたら今頃テレビに引っ張りだこになっていたことでしょう。 立場的にどちらかの立場を代弁する人しかいないのでしょうね。
お礼
回答ありがとうございます。 確かに、そのとおりだと思います。
ロヒンギャに関しては、直接日本と関係ない事柄なので 情報は少ないですね。 政治的な問題ですから、どうしても主義主張は当事者同士で 分かれてきます。ロヒンギャ問題に限らず、 どちらが正しいか?となった場合、 どちらの側から見るかによって、どっちも正しい、ということになります。 地上波ではこの問題を配信している海外メディアの発する内容を 丸のみして報道するためどうしても片方の情報に偏りがちになります。 深く理解して報道するには日本人という第三者的立場で俯瞰して見る のを求められますが、日本のメディアはさらさらそういう気もなく、 海外配信記事をそのまま伝えるだけです。それはさておき、 ネットニュースで少し触れられていたので参考にリンク乗せておきます。 「真相深入り 虎ノ門ニュース」9月21日木曜日の有本香氏の回です。 時間があったら通して視聴してもらっていいと思いますが、 ロヒンギャに関しては48:15頃コメントされております。 https://www.youtube.com/watch?v=4CVn2OS3c5E
お礼
回答有り難うございます。 アドレスの内容は、1.の主張よりでミャンマー政府の主張が元なのかもしれませんね。 ダメ元で放浪時代に知り合った東南アジア在住の知人にメールを出したら、おぼろげな回答があり自己完結? にいたりました。 お手数をおかけしました。
お礼
回答ありがとうございます。 1.は1938年に仏教系ミャンマー人に対するガス抜きで行われたようです。差別されていたわけではなく、権力を押さえつけるのが目的です。おっしゃるようにイスラム系住人の横暴を防止して懐柔策をとったようですね。 2. 現地の話も、現地の人から土地を取り上げ土地を与えられた経緯などを勘案してもその可能性が高いと思うのですが、ウィキペディアのロヒンギャのページにはそういった内容はかいてありません。イスラム系も弱い立場であったように書かれています。 お手数をおかけしました。