- ベストアンサー
アフリカの内乱と宗教問題:子供たちの命を奪う対立
- アフリカではキリスト教とイスラム教による宗教対立が激化し、子供たちを標的にした殺し合いが起きています。
- 宗教問題が原因で起きる残虐行為は深刻であり、多くの罪のない子供たちが犠牲になっています。
- 解決策は困難ですが、国際社会と共に取り組み、教育や啓発活動、対話を通じて和解への道を模索する必要があります。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
宗教による対立だけが原因ではない。 むしろ、国境の多くが植民地時代に定められたものであり、 必ずしも1つの民族を基に国家が形成されているわけでは ないため、紛争がその国の中での民族的・文化的・宗教的 な違いを火種として発生し、その規模が国境を越えて拡大 してしまうのです。 独立や分離の紛争であれば「独立紛争」、民族間での紛争 であれば「民族紛争」、国家や国境間での紛争であれば「国 際紛争」なのですが、紛争での死亡者数の割合はアフリカが 全体の 88 パーセントを占める。特に一番多くの死者を出した コンゴ民主共和国の紛争では約 540 万人が亡くなりました。 この紛争の死亡原因は、戦闘地域の暴力に起因するもので はなく、94%は病死と餓死によるもの。 一番の問題は植民地の独立とは、宗主国が統制を放り出し ただけの構造統制能力ゼロ・政府機能ゼロの状態になった こと。 第二次大戦で消耗したヨーロッパ諸国が植民地を維持 できないから撤退してカオスが生じた。 政府や政府高官あるいは首脳といっても世界には大きな差が あるんですよ。 東欧の中央政府でさえ良くて日本の県庁レベルだが、アフリカ ならあ市町村役場レベルの統治能力しかない。 さらに宗教以前の呪術的思考から脱却できていない上に、民族 以前の部族間の問題もあり、 天然資源が豊富なコンゴ民主共和国は豊かになっていても良い のに、貧困国であるのは独立以来、紛争が絶え間なく続くため。 スーダンは、イスラム教のアラブ人とキリスト教のディンカ人の 間で20年以上にわたる南北内戦が続き2002年に和平議定書が 結ばれたが、平和維持活動がなされていない。 ソマリアに到っては、崩壊国家ともいわれ、全土を掌握している 政府がなく、各武装勢力と暫定政府が抗争を繰り広げている。 「パトロン・クライアントシステム」という、「一人の個人・パトロン が集団・ヒエラルキーの頂点に立ち、色々な形の利益を集団の 構成員に恣意的な決定に従って配分するため、その代償として 構成員はパトロンに盲目的な忠誠と支持を与える」という関係 を断ち切らない限り、国際援助すらは権力者の力の誇示に利用 されて、さまざまな段階での私物化で援助資金は行政官の懐を 潤すだけで終わることが、過去50年間に西側諸国が行ってきた 、アフリカに対しての55兆円にも上るといわれる支援は無駄に 終わる。 差別だと言われるかも知れないが、将来の展望よりも目先の勢力 拡大と己の栄華、反対勢力との共存よりも抹殺、論理よりも感情、 信仰と呪術的迷信による指導者の絶対性は難民の食料物資よりも AK47になっちまう。 本当は多少は独裁的でもアフリカ諸国をある程度まとめて、一国でも 強力な国家が出来れば経済的、軍事的に散発的なテロ集団や少数 勢力を一掃する方が一時的に紛争は拡大しても近代国家の基礎に なるんじゃないかなと。 ドングリの背比べのドンパチでは延々と戦国時代は終わらない。 でも、そんな強大な国家がアフリカに出現したら、欧米・ロシア・中国 は一方が支援して一方が潰す方に回るのだろうな。 もしかして、世界人口調節のためにわざと混乱の種を残しやがったの かも知れない。
その他の回答 (2)
- masazai
- ベストアンサー率36% (55/150)
スマホから書き込むので(打ち込むのが難しい)、簡単に書きます。 ムスリムは今も昔もムハンマドを「人類の模範」「神の最後にして最大の使徒であり預言者」であると尊敬しています。ムハンマドは崇拝対象ではありません。崇拝対象はアッラーのみです。 さて。 暴力的な宗教と誤解されているイスラーム。 自爆テロ等の問題も含め、日本人には理解が難しいイスラームの考えをまとめた文庫本があります。 内藤正典「イスラムー癒しの知恵」(集英社新書)。 一般に起きている自爆テロがイスラームの視点からも殆どが間違いであることなどを説明しています。 ご一読を。 受験の世界史で習う宗教は、概要でしかありません。 私も受験必須科目だったので、世界史を勉強しました。 しかし大学入学後は、専攻の授業で、受験で習っていない事を沢山知りました。 20年以上昔の話ですが、「右手に剣、左手にコーラン」という有名な言葉も、ヨーロッパの、イスラームに対する無知と嫌悪感から出た言葉と知りました。 そしてイスラーム入信して20年経ちますが、未だにいろいろと知識が増えていくばかりです。 キリスト教に関しても同じだと思います。 それから。 NO.2さんが書かれているように、アフリカのの内戦は宗教問題のみではありません。 むしろ政治的なゴタゴタが理由です。 逆に。 殆どが名目上であれ仏教徒である日本では、残虐な殺人が起きないのですか? 児童虐待が問題になっているのは、日本人の民族性が残虐だからなのですか? 起こらない仏教徒で有名なミャンマー。 民主化されてから、あの国の少数民族であるロヒンギャ族が頻繁に虐殺されたり暴力を振るわれているのをご存知ですか? 軍事政権下でも若干ありましたが、軍事政権になる前の民政下と、現在の民主政治下で、仏教徒のミャンマー人にロヒンギャ族というイスラム教徒達が殺されているんです。 ブッタの教えが悪いのでしょうか? また、現在大々的な民衆の期待を受けてインドの首相になったモディ氏。 彼は地元グジャラート州で長期間イスラム教徒をヒンドゥー教徒が襲撃した時、州知事だったモディ氏は、イスラム教徒を殺せという旨の発言をして、イスラム教徒が大量虐殺されました。 非暴力のマハトマ•ガンディーが規範としていて、モディ首相も信徒であるヒンズー教。 ヒンズー教では他人を嬲り殺せ、と教えている、悪い宗教なのでしょうか? 結局そういうことなのだと思います。 単なる宗教云々の問題ではないのです。
お礼
アッラーでしたね>_<すみません?️ミャンマーでは仏教徒が少数派のムスリムを虐殺してるということですか?民主化になったらどうしてそういうことが起こるのか。本当にブッタを崇拝しているなら人を殺せばバチがあたるからしてはいけない、そう思うはずです>_<それと、虐待は世界中どこの国でも存在してると思います。私には理解出来ないです。でも、理解しなきゃ将来本当の意味で役に立てることなんてないのかもしれないですね。回答ありがとうございました(*^^*)
- hideka0404
- ベストアンサー率16% (819/5105)
昔はナチスと連合軍とで戦争してましたけぢね。 それ以前はエジプトとトルコとアラブで三つ巴。 救いようが無いですね。
お礼
問題が複雑すぎますね(;_;)でも、将来少しでも役に立てるようなことを見つけていこうと思います。回答ありがとうございました(*^^*)
お礼
エジプトの国境が直線なのも植民地支配下の時に決められたからなんですよね。国境紛争、餓死、病気、、。これらの資金で55兆円も支援していたとは驚きました>_<ネルソン マンデラさんのような偉大な人が現れるのを待つしかないんですかね(;_;)現実って厳しすぎます。回答ありがとうございました😊