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塩ビ 波板 耐久性 寿命
小屋にホームセンターで購入した塩ビの波板を使用していますが、屋根の場合太陽のダメージで寿命は短いですか?なにか保護、長く使える方法はありますか?
専門家の回答 ( 1 )
- 専門家米村 和夫(@kazenoatelier) 建築士
塩ビ波板の耐久性はほぼ期待できないと思っていいと思います。耐久性は、環境、立地条件によって大きく差が出ます。特に紫外線を受ける量に比例すると思います。その他、ポリカーボネートの波板、ガラス繊維入りの波板なども若干高めですが、もっと耐久性があります。そのようなニュアンスは他の方も答えられると思いますので省略し、私個人の建築家としてのコメントを、 通常土地には防火地域などの規制がかかっています。特に建築基準法の趣旨は自分の家で火事が起きた時に隣の家が火事になった時に「火が延焼していかないように」、「無事に人が避難できるように」というという目的があります。 火事の際に延焼していくのは第一に屋根から、次に外壁からです。なので防火地域、準防火地域ではない郊外のエリアや山の中の別荘地に行っても屋根だけは不燃材料で作るようルールがあります。東京ドームの屋根だってテント地のように見えますが、燃えない不燃材料として国土交通省の認定(不燃認定)が取れている素材を使っています。 実は塩ビの波板は不燃材料ではありません、燃えると有毒ガスが出ます。数年で張り替えるので産廃に出しますが残念ながら地球環境にもお勧めできるものではなく、厳密には法律も引っ掛かることなのです。水を差すようなコメントで申し訳ありません。 写真は金属のガルバリウム鋼板の波板を貼った箱根述べそうです。
米村 和夫(@kazenoatelier) プロフィール
神奈川県湘南をベースに設計活動をしている一級建築士事務所です。 崖地・傾斜地の設計、別荘の設計が多いのが特色です。 ご縁があれば全国各地伺います。 個人住宅、集合住宅、事務所ビル、建築物全般...
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