- ベストアンサー
酸素系漂白剤+クエン酸に鍵を入れたら青くなった
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
酸素系漂白剤によってステンレスが酸化され、酸化鉄(III)や酸化ニッケル(II)、酸化クロム(III)といった金属酸化物、 早い話がサビが生じます。もともと緑色になっている部分も錆でしょう。 金属の酸化物は塩基性ですので、酸と中和反応し塩(えん)を生じます。 ここではクエン酸と反応して、クエン酸鉄(III)やクエン酸ニッケル(II)、 クエン酸クロム(III)といった塩が生じたと考えられます。 クエン酸塩は水に溶けやすいものが多いので、これらが水に溶け電離し、 水溶液中にFe^3+やNi^2+、Cr^3+などのイオンが生じます。 これらのうちNi^2+は青緑色、Cr^3+は深緑色を、Fe^3+は黄褐色をもちますので、 これらの混ざった色としてその写真の色が出てきたと思われます。
お礼
ステンレスも錆びてしまうのですね。 ピカピカにしたかったのですが、そのまま放置したところ、最終的に銀色だった鍵が黄土色になってしまいました。 詳しくご回答くださって、ありがとうございました。 とても勉強になりました。