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宗教の定義が難しくて・・。皆様のご意見を。
- 宗教の定義について皆様のご意見をお聞きしたいです。
- 私は宗教に所属していない無宗教の人間ですが、神社での初詣やお寺での供養などを行っています。
- 幼少期から劣悪な環境で育ち、宗教の本を読むことで人生の知恵や共存について学んできました。宗教は素晴らしい「智慧」を教えてくれる存在だと思います。
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宗教というのはどんなものとされるか、一応定義はつけられています。それは、 ・教祖がいること ・経典があること ・儀式があること の三つが揃うことです。 この点において、例えば日本神道は教祖もいなければ経典もないので宗教には該当しないとなります。では神道は何になるのかというと、それはアミニズムというものになるそうですよ。我々が「勝負の神様」とか「受験の神様」などと呼んでいる神様たちは神様(GOD)ではなく「精霊(SPRITS)」という扱いになるそうです。 日本人の多くは無宗教だと自称していますが、実際は「なんでもあり教」の信者だといってもいいでしょうね。本来の無宗教は宗教的な存在全てを否定しないといけないですからね。例えばお地蔵さんも「単なる石の塊で、それを尊重するのは愚かなる偶像崇拝」と断じないといけないのです。でもそれ、無理でしょ?お地蔵さんがゴミの山に入っていたら、ちょっと心が痛むじゃないですか。修行しているお坊さんを働くことから逃げる社会不適合者となじる気持ちにはならないでしょ。 イエス・キリストなんかは「全ての人は神によって祝福されている。ただそのことに気づいていないだけだ」というような言い方をしていますね。
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- bardfish
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宗教とは、人間が人間の都合で作り上げた虚像。 人間が理解できない未知のものを「神」と結びつけることで恐怖を克服。 人間は理解できない者に恐怖を抱く。恐怖は払拭しなければならない、だから殲滅したり支配しようとしたりする。 人間は一人では未知の恐怖に立ち向かうにはあまりにも微力、だから頭数を揃えて立ち向かうために指導的立場の人を御したてて人心掌握し統率する。 自然災害などの天変地異を神の怒りと位置づけることで「神は偉大なり」と刷り込ませることは容易である。 そのため「神の許しを請うために祈りを捧げよ」「豊穣の祈りを捧げよ」「神を讃えよ」と変化していき、効率よく統率するために宗教というものが生まれたのではないかと思う。 つまり、為政者が人心をまとめるために作ったシステムの1つなのではないか。 人間が勝手な都合で作ったシステムなんだから神に力などない。 「神」とは支配者の別称でありシステムの総称である。 紀元前からそのようなシステムで人類文明(特に白人文明)は発展したきたため神という虚像が独り歩きし、あたかも実在するような神話や逸話が生まれ信じる人も多数存在する。 「信じる者は救われる」と言いますが、神が救うのではなくその言葉をカテに自分を奮い立たせてもうひと踏ん張りする気力を保つ、という自己暗示でしかありません。 暗示は騙されやすい人ほどかかりやすいとも言いますが(笑)、神の存在を信じている人ほど気力でになんとか乗り切れるのかもしれません。 同じ困難な状況でも、神を信じている人と博識で経験豊富な人とでは、乗り切るための手法が多分ぜんぜん違うでしょう。 いわゆる根性論で解決しようとする人と論理的思考で解決しようとする人みたいに… 逆に、神の奇跡を信じてナニもせずただ見ているだけという人もいますよね。 宗教には良い面と悪い面がありますが、それは宗教に限った話ではないですよね。
正確には無宗教の日本人なんていないと思いますよ。 逆にそれだけ宗教が身近なんでしょう。 特に意識することも無いのです。 元が自然崇拝に近い多神教ですから寛容で一神教の神すらも取り込んでしまうのです。 クリスマスを祝い、正月に初詣に行く…コレ自体が日本人独特の宗教観だと自分は思います。
- hekiyu
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宗教の定義が難しくて ↑ 裁判所の定義が参考になると思いますが。 「宗教とは、神や仏など超自然的、超人間的存在を確信し、 これを畏敬、崇拝する行為と心情」 法的には、このように定義されています。 ねえ、神、本当にいるの?力持ってる? だったら、色んな意味で苦しんでる子供たちを助ければ? ↑ これに対する答え。 ・神など存在しない。 ・存在するが、偉大過ぎて、人間には理解出来ないだけ。 ミミズに人間の行動が理解出来ないのと同じ。 ・存在するが人間が嫌い。 だから死を創った。 ・存在するが、人間には無関心。 生きようと死のうと知っちゃいない。
- sirasak
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私も「無宗教」の人間です。 宗教の教えは憲法、法律と同じことを言っているだけであって、現代には意味が無い。 イスラム、キリスト教信者などがいまだに人殺しをしているのをみると、宗教が平和を乱しているのは明らかです。 宗教は詐欺ですし、神様がいるなら証明して欲しいです。 幸せになれると宗教を信じる者はおろかです。
お礼
ご回答ありがとうございます! >例えば日本神道は教祖もいなければ経典もないので宗教には該当しないとなります。では神道は何になるのかというと、それはアミニズムというものになるそうですよ。 以前読んだ本で、アミニズムという言葉を知った時に、 「嫌いじゃない」と思いました。 日本に生まれて、日常的に神道の考えに触れて生活する ことは、ある意味幸せなんだな、と。 「イエス・キリストは好きだが、キリスト教は嫌い」と 言った人(誰だか忘れた・・)が印象に残ってます。 「気付かない」 確かに。自分もちゃんと、色々なことに気付けるように 周りを見なきゃなと。
補足
私の、やり場のない怒りが混じった一方的な質問に ご回答くださった皆様に感謝致します。 非常に勉強になりました。 こういった話を出来る知人がいません。 宗教は、人生を生き抜くための智慧。 でも、それを利用して他者を傷つけることを 今でも続けているって、悲しいです。 「宗教」を例に挙げてしまいましたが・・・、 所属するコミュニティの問題ですよね。 要するに、最小単位である「家族」とか。 私は、自分の育った家庭環境にイラついて、 宗教に対し、噛みついてしまいましたが。 親から様々な暴力を受けて、必ず報復する! という気持ちで生きてきたのですが、ある時 「これでは、負の連鎖が終わらないのでは」 と不安になり。 だったら、自分の代で終わりにすればいいと。 でも、なんだか、身近な人も、広い世界も、 宗教(?)を盾にして、傷つけあってるな。 って、なんかイライラしちゃいました。 皆さまの冷静なご意見に感謝します。