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吸い玉、カッピングの安全性について
スポーツ選手や健康成人を対象とした吸い玉、カッピングの安全性について質問させていただきます。 吸い玉の効果については様々な情報があふれていますが、民間療法だから、昔から行われているから大丈夫、というような言い回しで記載されているサイトが多く、安全性についてはあまり情報がないように感じます。 必ず吸引性皮下出血が起こると思うので、その観点から、施術してはいけない部位・すべきでない部位・施術時の注意などをご教示いただけますと幸いです。 安心して施術を受けるために、詳細を知りたいと思っております。 どうぞよろしくお願いいたします。
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- eroero4649
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https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%80%89%E8%A1%80 昔、ヨーロッパでは「瀉血」という治療法が盛んにおこなわれていました。「悪い血を抜くと体にいい」と信じられていたのです。ある時代までは、お医者さんが行うちゃんとした医療行為でした。現在は特に効果が認められておらず、その割に体に傷をつけて危険なのであまりおこなわれていません。しかしヨーロッパでは古くからあったので、今でも伝統医療として続けている人たちもいるようです。 その瀉血治療の方法のひとつが、吸い玉を炙って中の空気を温めて傷口に当てると陰圧でじゃんじゃん血を吸いだすので瀉血治療法のひとつとしてそういうものがありました。 そこから、瀉血をしないでそのまま吸い玉をあてるようになったのが現在のカッピングです。 スポーツ選手でたまに背中にカッピングの跡をつけている人がいますが、特に医学的根拠もありません。だいたい、表面(皮膚)をちょっと引っ張ったくらいで筋肉深部の血行まで良くなるはずがないですからね。むしろ毛細血管を傷つけてトレーニングによる超回復を遅らせるのではないかなとさえ思う程です。 ですから「安全性」ということを考えると、「特に効果や根拠も発見されず、体に微細とはいえ傷をつける行為にもなるのでやらないほうがいい」ということになるのではないかなと思います。 また皮肉的な言い回しをすれば「何の効果もないから、あまり気にしないで本人がやりたいようにやればいい」という考え方もできます。
於血