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軽量鉄骨とは
鉄筋コンクリートの壁の一部を解体したら、軽量鉄骨というもので組んでありました。 ところで、この軽量鉄骨というのはどのようにして「発展」したきたものでしょうか?コストが安い?それとも、耐火とか、法的なもの? 鉄筋コンクリートだとこのような壁を木材で組んであると鉄筋とは言えないものですか?
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鉄筋コンクリートというのは、コンクリートの中に鉄筋を入れた構造で、コンクリートは引っ張り力に対して弱いので、鉄筋で引っ張り力を受けるように補強した構造です。 柱や梁では鉄筋の他芯の部分に鉄骨を入れた鉄骨鉄筋コンクリート構造というのもありますが、一般的に床や壁に鉄骨を入れることはありません。 コンクリートである程度以上覆わないと、鉄が錆びてしまうからです。そのため厚みのない部分に大きな鉄骨を入れることはまずしません。 質問のケースは、#2さんの言うように間仕切壁だと思われます(鉄筋コンクリートの壁だと専用の工具がないと解体できません)。 この場合壁は鉄筋コンクリート構造ではなく、軽量鉄骨や木材で枠組みを造り、プラスターボードなどを貼り付けたものやモルタルなどを塗った壁だと思います。なお、これらは、材質的にも見た目もコンクリートと似ています。コンクリートは骨材(石、砂)が入っていることが特徴です。 このように場合に使用する軽量鉄骨は軽量で運搬が楽で、さらに加工が簡単、防錆処理がしてあるなどから施工上にメリットがあり、コストも安いことから壁や天井に使用されています。 なお、耐火上では鉄は高熱で溶解してしまうので、一般に強度が低下するおそれがあるので、表面を不燃ボードやモルタルなどで覆い耐火性を高めています。
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- takomari
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建物の構造が鉄筋コンクリートであれば、コンクリートの中には鉄筋が入っています。 壁の一部を解体したら…という「壁」は、もしかすると、ボードで出来ている壁ですか?コンクリートの壁ではなくて。 そういう、間仕切り壁でしたら、木材で組んであっても建物の構造的には「鉄筋コンクリート」です。 間仕切壁を軽量鉄骨で組む意味は、コストの割りに耐力がある、耐火性を求められている箇所に用いる、等いろいろあります。
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回答ありがとうございました。 >そういう、間仕切り壁でしたら、木材で組んであっても建物の構造的には「鉄筋コンクリート」です。 まさにその間仕切りです。 とても参考になりました。
軽量鉄骨とは名前のとおり軽量でその上十分な強度を有する枠組みの鉄骨ですね。 詳しくは下記を参照して下さい。 ↓
お礼
回答ありがとうございました。 >なお、耐火上では鉄は高熱で溶解してしまうので、 なるほど。 説明全体がわかりやすくてとても勉強になりました。