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現代の物理学
現代の物理学は、 観測が難しい事を扱うようになってきているので、 人間の能力で理解出来る限界に来ているという事でしょうか??
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2番の、不確定性原理、ダークマターもそうですが、「今の」技術では観測できないことはいっぱいあります。 しかし、粒子加速器をつかって相対論の高速運動する物体の質量変化が。カミオカンデで中間子が。(どうやったのか知らないけれど)ヒッグス粒子が。観測できるようになりました。 いずれ、宇宙の4次元ゆがみなどの、現在は観測不可能な現象も、観測される日が来るのではないでしょうか。 >人間の能力で理解出来る限界に来ている というより、理論が先行しすぎて、実験で実証するのが難しい段階にきている、だけだと思います。
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- QCD2001
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>観測が難しい事を扱うようになってきているので、 人間の能力で理解出来る限界に来ているという事でしょうか?? たとえば、ヒッグス粒子は極めて短い時間で崩壊して別の粒子に変化してしまいます。どのくらい短い時間かというと、欧州のCERNのシンクロトロンの中で作られてから、光速に近い速さでほんの数cm飛ぶ時間で崩壊して別の粒子に変化してしまいます。このためシンクロトロンで作られたヒッグス粒子は測定器までたどり着けません。そのため、生成されたヒッグス粒子を直接観測することは不可能なのです。 そこで、ヒッグス粒子が崩壊してできた粒子を観測して元の粒子がヒッグス粒子であったということを推測することになります。 ところが、ヒッグス粒子が崩壊してできた粒子に中にも、とても寿命が短くて、シンクロトロンの外側に設置されている測定機にまで到達できずに崩壊してしまう素粒子があります。 結局、測定器で観測できるのは、ヒッグス粒子が崩壊してできた素粒子がさらに崩壊してできた素粒子だけなのです。この素粒子の測定結果から、観測された素粒子はもとはどんな素粒子が崩壊したものであって、その素粒子はヒッグス粒子が崩壊したものだ、というように複雑に推測するしかないのです。 これって測定器の大きさとシンクロトロンの大きさの問題であって、理解力とは関係のない話ですよね。
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>>これって測定器の大きさとシンクロトロンの大きさの問題 これも人間の能力に含まれています。
- kaitara1
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不確定性原理あたりから観測についても難しい問題が出てきているのではないでしょうか。またダークマターなども観察ができない状態ではないでしょうか。
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- tetsumyi
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そんなことはありません。 理論物理学では高度な理論と数式による表現が進んできますが、それらは全て観測できる現象を元に構築されるものです。 第一に観測可能なことを理解することが物理学の本質であり、観測不可能なことを扱うのは単なる空想です。 そうして仮説として発表された理論を式を形を変えて、さらにこんな物理現象が測定できるはずだとしてそれを測定できる装置を作ることになります。 物理学は今までもこうして進歩してきました。 例えば光速と言うとんでもない速度をどうやって測定できるのか、非常に難しいことですが測定する巧みな手法を使った装置を作り出しました。
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