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最近のロシア、中国の戦車に詳しい方教えて下さい。
日本の10式戦車にはこういう機能が搭載されているそうですが、 https://ja.wikipedia.org/wiki/10%E5%BC%8F%E6%88%A6%E8%BB%8A#.E6.8C.87.E6.8F.AE.E3.83.BB.E5.B0.84.E6.92.83.E7.B5.B1.E5.88.B6.E8.A3.85.E7.BD.AE ロシアや中国の戦車にもこうした機能はあるまたはすぐ搭載 されるものなんでしょうか? またロシアの戦車は無人戦闘ができると聞きますが、 日本の戦車も似た様な事が可能なんでしょうか?
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世界の最新戦車の”標準装備”と言っても過言じゃないからねぇ・・・ 「中ロの電化製品は大したことない」と考えているかもしれないけど、あの辺は、民生を置いてけぼりにしても軍事優先で技術が進む国なんでねぇ。 もっとも、広い国土に数千両配備している中ロの戦車の全てが最新型と言う訳じゃ無いんで、大半は未装備と思われるが・・・ 10式は世界の最先端だと思い込んでいる人がいるようだけど、実は、日本の戦車開発は、欧米の主力戦車の1~1.5世代遅れだったというのが実情。 冷戦終結後、戦車の開発ペースが停滞気になったこともあり、”10式で何とか追い付いた”・・・けど、ロシアのアルマータに一足先に行かれた模様。 戦車用C4I(統合戦場ネットワーク、車両間情報交換)システムは'90年ころまでに実用化された技術で、エイブラムス(米)、レオパルト2(独)、ルクレール(仏)、チャレンジャー(英)などに登載された(で、エイブラムス、チャレンジャーが湾岸戦争でイラク軍戦車を駆逐)けど、'80年当時のスペックを要求仕様とした90式には登載されず(90式は車両単位のデジタルコンピュータ制御)、その後、C4I対応改修もあったけど車両自体の制限で90式は最新戦車並の機能は持てない。 >またロシアの戦車は無人戦闘ができると聞きますが、 ガセとまでは言えないが・・・ 現在の最新型T-14戦車は、車両本体に乗車した砲手が砲塔外から操作する「無人砲塔」を採用し、”将来的な”遠隔戦闘(無人戦闘)をすべく”研究・開発の最中”。
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- Sasakik
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#1補足。 「戦車不要論」は最近出てきた話しでは無く、50年以上前から繰り返し出てくる議論。 不要論の理屈はそれなりに正しそうに思えたけど、その時々の実戦で戦車に活躍の場があり、未だに、戦車が「陸戦の王」の地位にあったりする。 UAV(”ドローン”と言った方が分かりやすいか?)を初めとする無人兵器の類いの開発は、世界の軍事のトレンドでと言うべき状況で、日本も例外ではない。 >日本も地味に研究していたりするんでしょうかね。 「一般に知られていない」と言う意味では地味かもしれないけど、億円規模のプロジェクトが数本・・・予算的には”ど派手”だなぁ・・・
お礼
昔から議論されつつ戦車は陸戦の王の地位にあるんですね。 戦闘機より安くて墜落せずに制圧したりできるのが大きいんでしょうか。 >億円規模のプロジェクト そうなんですね。 民間ロボット産業もどんどん高性能になって来ていますし、 兵士の死亡を減らしうる色々な無人兵器が これから開発されて行くんでしょうね。 ご回答ありがとうございます。
- eroero4649
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今、世界中の軍隊で「戦車って、どうよ」と話題というか問題になっています。それは、ISやアフガンのムジャヒディン相手のような歩兵中心のLIC(低強度紛争)と呼ばれるような戦場では、戦車が活躍できる場所がないからです。特に各地の内戦を見ると分かるように、ソマリアもイラクもシリアもウクライナも市街戦が中心で、戦車は市街戦を大変に苦手としているのです。単独で戦車を市街戦に突入したら、あっという間にRPGの餌食になります。 ですから最近の軍事界隈では、「戦車不要論」も少なからず出ているのです。その不要論はさておいて、次世代の戦車は重戦車路線なのか、軽戦車路線なのかという議論があります。 重戦車の右代表が、米軍のM1戦車です。デカい、重い、強い。世界一の攻撃力に世界一の防御力。それをなし得ているのはガスタービンエンジンのおかげですが、ガスタービンエンジンって要するにジェットエンジンです。戦車にジェットエンジンを積むなんて贅沢ができるのは米軍だけで、その米軍も「いくらなんでもコイツは燃料をバカ食いし過ぎだ。こんなの維持できない」と悲鳴を上げるようになりました。 だから戦力は強力ではあるものの、調達費も維持費も膨大となる重戦車ではなく、乗員も2名ないし3名で機動力重視の軽戦車が次世代の戦車だという声もあります。ただ、軽戦車と重戦車が戦えば重戦車が絶対勝ちますから軽戦車に懸念をする声もあります。 そういう中で、他の方も回答するようにいつも世界のトレンドを後追いする自衛隊がいち早く開発に踏み切ったのが、10式です。どちらの路線かと聞かれれば、軽戦車路線です。世界にいち早く軽戦車路線を打ち出したといえるでしょう。 ただ、それは深い戦略に基づいたというより、日本国内の運用だと重すぎる戦車だと渡れない橋が多くなってしまうなどの制限があるので、63トンもするM1並みの重戦車なんて無理っちゃ無理なのです。どっちかというと、現実問題として軽戦車しか選択肢がないといってよかったと思います。 んで、次世代の戦闘システムは、オンラインシミュレーションゲームよろしく全てがネットワークに接続されて運用されるというのが世界的な流れなのでございますが、基本貧乏(税収の減少で新規調達が難しい)な自衛隊にそんな高度なシステムはなかなか用意できません。砲兵のネットワークシステムはすんげー遅れているらしいですよ。 もちろんそんな情報分野が遅れている日本でも力を入れることですから、世界中のどこの国々も軽視しているということはありません。あとは現実問題としてどうなのかってくらいです。 特にロシアはカスペルスキーがあったり、意外にIT関係に弱い国ではありません。ただ、ロシアもこのところの原油安と終わりが見えないウクライナ内戦(一部でまだ戦闘は続いています)への費用の問題なんかがあって、無人砲塔の戦車の開発はなかなか進まないところではありますね。 いち軍事マニアとして思うのは、少なくともこの先10年は正規軍と正規軍が正面からぶつかる世界大戦型の全面戦争というのは考えられないので、無限軌道(キャタピラ)スタイルの軍用車両なんて流行らないんじゃないの?って思います。今世界中の軍隊はMRAPと呼ばれる地雷(IED)への耐性を持った装輪装甲車両の調達を進めています。戦車だと装輪装甲車の速度に追いつけませんから、戦闘車両も装輪スタイルのやつが結構出てくるんじゃないかなと思いますね。実際、自衛隊も16式機動戦闘車ってのを開発しています。 https://ja.wikipedia.org/wiki/16%E5%BC%8F%E6%A9%9F%E5%8B%95%E6%88%A6%E9%97%98%E8%BB%8A ところでこの16式機動戦闘車、80年代のリアルロボットアニメのマニアック路線を極めたといわれる「太陽の牙ダグラム」に出てきたインステッドという車両にびっくりするくらいにそっくりです。 http://www.rampage-g.com/dr_instead.html もう絶対16式の設計者はインステッドをパクりましたよね・笑。
お礼
戦車、微妙な立ち位置になっているんですね。 そして装輪装甲車なんてものも作られていたんですね。 戦艦の時代が陰っていった様な重戦車の時代の陰りがあるんでしょうか。 活動できる地形が限られたら制圧や防衛がし難い。 戦車も色々ジレンマを抱えているんですね。 ご回答ありがとうございます。
お礼
日本の戦車は遅れてるんですね。 そしてロシアは研究・開発の最中なんですね。 日本も地味に研究していたりするんでしょうかね。人命もありますし。 ご回答ありがとうございます。