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「衣の袖(裾?)は、ほころびにけり」の歌の上の句は?
源義家(↓) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BA%90%E7%BE%A9%E5%AE%B6 が、前九年の役(↓) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%89%8D%E4%B9%9D%E5%B9%B4%E3%81%AE%E5%BD%B9 で、安倍氏(↓) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E5%80%8D%E6%B0%8F_%28%E5%A5%A5%E5%B7%9E%29 と衣川の戦いで対峙した際、安倍頼時の次男・安倍貞任(↓) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E5%80%8D%E8%B2%9E%E4%BB%BB と和歌の問答歌をしたとされる逸話があるそうです(他には三男・安倍宗任(↓) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E5%80%8D%E5%AE%97%E4%BB%BB や五男・安倍正任との説もあり)。 その時、義家はまず下の句として、「衣の袖(裾?)は、ほころびにけり」と詠んだそうです。つまりもはや敗色濃厚の安倍氏の「滅び」と「衣の袖(裾?)のほころび」を掛けているわけです。これに答える形で安倍貞任(?)が上の句を詠んだそうでなのですが、それが何かご存知の方、ぜひ教えて下さい。 また、貞任は斬首されますが、この句のおかげか、宗任は最初伊予に、後に筑前に流され、また、正任も肥後に流され、命は助けられます。 なお、この度官房長官に就任された安倍晋三氏は、安倍宗任の末裔だそうです(↓)。 http://kajika.net/furusawa/010818_1.htm
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「年を経し糸の乱れのくるしさに」です. ちなみに下の句は「衣のたてはほころびにけり」で,「たて」は「衣の経糸」と「衣川の館(たて)」をかけてあります.
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- poohron
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袖ではなく館(たて)だと思います。 「衣の館はほころびにけり」 阿倍貞任が詠んだとされるのは 「年を経し糸の乱れの苦しさに」です。
お礼
どうも有難うございました!先程父から訊かれたので、胸を張って「絶対答えを教えてやるから!」と言ってやったのです。ここで質問すれば必ずや答えて下さる方がいらっしゃると確信していたからです。 ここは本当に知識人が揃ってますね!
お礼
どうも有難うございました!先程父から訊かれたので、胸を張って「絶対答えを教えてやるから!」と言ってやったのです。ここで質問すれば必ずや答えて下さる方がいらっしゃると確信していたからです。 また、下の句の意味も教えて下さって有難うございました。 ここは本当に知識人が揃ってますね!