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n-ブチルアルコールの赤外吸収スペクトルについて

n-ブチルアルコールの「赤外吸収スペクトル」を四塩化炭素中とエチルエーテル中で測定した場合の違いについて解説してください。 よろしくお願いします。

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  • lupin__X
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回答No.1

赤外吸収スペクトルで、そのままで測れる有機物を他の有機物の 溶液にして測定するようなバカなことは通常しないよ。 特にアルコールとエーテルは、C-C や C-O など似た結合が多く 吸収が重なるからね。四塩化炭素は、大きな吸収は、787, 765 cm^-1 の2本だから被害は少ないけど。 こんな実用からかけ離れた問題を出す方もセンスがないね。 アルコールに四塩化炭素を増やしていくと、-OH 同士の会合が なくなり、水素結合の吸収がなくなっていきます。 アルコールとエーテルでは、-OH 同士と -OH とエーテルの 2種類の水素結合がみられ、エーテルの比率が増えていくと、 後者のみになっていきます。 実際には、四塩化炭素中やエチルエーテル中で測定することは なく、データも見られないでしょうね。