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日本にIBMのような会社がない理由
なぜ日本にはIBMやOracle(元を辿ればSun)、あるいはIntelやAMD、ARMのように、プロセッサ(命令セット)やハードウェアアーキテクチャを設計して本家、大元となった会社がないのでしょうか? 大元となる命令セットやアーキテクチャを日本で作って、他の企業が調達したり、ライセンスを受けて互換品を作るという状況にはできなかったのでしょうか? 日本も、半導体の工場(Fab)がありますよね。
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オラクルとサンマイクロシステムズ、インテル、AMDの創業地はアメリカのカリフォルニア州です。 だからそういうIT、コンピュータ関連の世界的企業は、欧米どころかシリコンバレー以外からは出てきてないくらいの勢いだと思います。 IBMがコンピュータ事業を始めたきっかけは、第二次大戦中に軍の依頼を受けてからです。これはもう公共事業みたいなものですね。ARMの基を作ったエイコーンコンピュータはイギリスの会社です。 「なぜ日本から出てこない」といっても、フランスからもドイツからも北欧からも出てきていないんですよ。もちろん中国からも韓国からも。「一部例外を除き、シリコンバレーからしか出てこない」といってもいいのではないかなと思います。
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- pupPeTear119
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日本のバブル崩壊以前は、NECや富士通や日立やらその他が世界に名だたる半導体メーカーとしてそれら企業は、批判の対象になっていました。日本は護送船団で日本勢で談合しさまざまな企画を日本の企業間だけで決めてしまい、株式会社日本が市場をなかば独占してしまい アンフェアであるとして批判の対象となり、アメリカ政府が乗り出してくるという事態になって行ったのですね。 日米貿易摩擦から、日本政府は脅されまくって及び腰に成り、その頼りにならない日本政府の姿を見て日本企業はどんどん腰引けになって行くんですね。 でその後は、アメリカで「経済”戦争”」といった具合に”戦争”というワードが入ったプロパガンダが流れるようになった途端に、自由主義経済とは名ばかりの国防のために国益のためにと諜報機関まで使用しての、アメリカの国益のための経済戦争が始まるんですね。 90年代に入るとITを基軸に今度はさまざまな国際統一規格などを利用しながら、アメリカがかつて日本企業を批判していたようなことを行なうようになったんですね。あるいは金融の分野ではかつて日本を護送船団方式として批判していましたが、アメリカの投資銀行が護送船団方式で金融事業をどんどん拡大肥大させて行くことにもなって行ったのですね。 また同時にその頃日本はバブル崩壊でどんどん衰退一報に成り、事業縮小投資縮小リストラ優先でどんどんどんどんどんどん縮小して行くんですね。基本自爆であり、またその後の政府の経済政策も緊縮財政で自爆行為を促進し、更に停滞が続く事態になって、今では日本企業はまるで投資を行わない、事業拡大を行わない、ただただ内部留保を拡大させお金を貯め込むだけを目的とした企業だらけになってしまいました。失われた20年というやつですね。 今後の日本企業はどうなって行くんでしょうね。ここ20年の日本企業はとにかくアメリカ様にぶら下がり、自分たちで何をすべきかを考えず、アメリカ様がどうしたいのか、アメリカ様の下請けとしてどうすれば良いのかと行動するばかりになっていますね。
- 9133313
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日本はコピーし、技術を蓄積していく体質ですから。 Intel,AMD,SUNなどは、CPU、ベータデースの特化した会社であり、「いい製品なら、誰でも使える」と汎用的に作成しています。 また、バックにはベンチャーを応援する企業が控えています。 ハード、ソフトを協同開発しているのではAPPLEだけです。 日本ではAndoroidが推奨されていますが、海外ではiPhoneが推奨されています。 iPhoneの欠点は(日本が開発した)お財携帯機能が無いこと。 日本にも日立製作所、富士通など、大手企業が頑張っています。 日本IBMなどもあるが、本場IBMのサポートでしかないので技術力は日立、富士通に劣ります。 ベンチャー投資、税金の安さもあり、シリコンバレーはまだ、健在でしょう。 (本当はもっと税金の安い海外に本部を置いていたりもしますが) 結論、Intel,AMD,SUNなどは、絶対的な製品を作っているので、共同開発には目を向けていないのでしょう。(それでも売れていますから) 日本と共同開発して技術を盗まれることを懸念しているのかもしれませんね。
- ithi
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inactiveoffice さん、こんにちは。 かつて30年位前に日本がOSの原型トロンを作っていましたけど、日米ハイテク摩擦の犠牲になったと聞いています。 トロン https://ja.wikipedia.org/wiki/TRON%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88
- tzd78886
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1の方の言うことがおおむね正しいですが、そもそも日本では人が集まらないからです。日本人でノーベル賞を受賞した人というのは、日本国内で認められた人というのは少なく、海外、特にアメリカで大きく伸びた人が大半です。日本国内で企業の上の方にいる人というのは自分自身の発想で成長してきた人というのはほとんどいません。「出る杭は打たれる」で、変わったことを思いつく人は「前例がない」などとつぶしてしまう傾向が多いからです。海外で認められて初めて日本国内で取り入れていくものが多く、有名なのは戦時中に日本で発明された「八木アンテナ」をレーダーにとり入れた連合軍が捕虜になった日本人に聞かれて、「ヤギは日本人だったはずだが」と答えたというのがあります。
- 441moe
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別のご質問と同じです。 コンピューターは最大の軍需産業です。 一番は米国企業でないと駄目です。 その前提で見れば理解出来ます。 富士通がOS開発した時は関税措置で潰しました。MS-DOSより遥かに優秀だったと言われてます。
- hekiyu
- ベストアンサー率32% (7193/21843)
1,そもそもですが、日本では銀行が創業に消極的 なので、ベンチャーが出にくい環境にあります。 2,そうしたところに、こうした情報関係産業については 米国と日本の政治状況が絡んできます。 米国は、軍事と宇宙と、情報では絶対に譲歩しない と言われています。 日本でも、そうした企業がありましたが、政治的意図 でダメになった、という説があります。