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なぜ哺乳類より鳥類の夫婦は仲が良いんですか?
そもそも哺乳類は母親だけで育児する事が大半で 霊長類もほんの少しの参加するかしないかな様ですが。 それに比べると鳥類は夫婦で子育て、毎年同じ雄雌で、 という種類を結構沢山聞き及びます。 なぜ哺乳類より鳥類の夫婦は仲が良いんですか? (親子(雌の群)は哺乳類の方が仲が良い気はしますが。)
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鳥類は卵生の恒温動物だからではないでしょうか。 同じ卵生でも魚類、両生類、爬虫類は変温動物なので卵は放って置いても孵化しますが、鳥類の卵は孵化するまで体温を使って温め続けなければなりません。 そうすると夫婦が交代で卵を温めたり、孵化後も巣立つまで餌やりをするなどの協力関係が必要になります。 一方哺乳類は胎生なため、出産までも出産後の授乳も母親が主体となるため、鳥類ほど夫婦の協力関係に依存しなくなったと言うことでしょうか。
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- hue2011
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自分の遺伝子を守るためです。 哺乳類で、たとえばサルの類は、ボスがいる一族という単位で生きます。 そうすると、男女は別に特定の相手にしばられるわけじゃなく、雌にしてみたらより強いサルの子を産んだほうが、その子がボスになる可能性が高くなり自分の遺伝子に有利になります。 そのためビッチ的行動になりますし、雄のほうは今得た雌が前に生んでいた子つまり別の種の子は食い殺そうとします。他人の遺伝子はいやだからです。 結局こういうあさましいことをしている結果、種族として強いものとなるのです。特定場所に居るから、群れができ、ボスが存在価値が出るわけです。 鳥は、特定の場所にしばりつけられないで遠い距離を飛ぶものです。だとすれば明快なグループがあるわけじゃなく、ボスもいません。たまたま同じ島の同じ場所に巣をつくるだけです。 さて、こういう暮らしをしていると、自分の遺伝子を守るためにはパートナーが必要となります。より強いものが欲しいですが、それは一度見つけたら二度みつかるかわからないものがあります。だったら相手と特定契約を結ぶ必要があります。 そのため雄は、驚くべき羽化粧をしたりおそろしく派手なダンスをしたり、雌に代って快適な巣を拵えたりし、自分がすぐれた遺伝子だと強調するのです。 で、結局相手を見つけたら、二人で二人の遺伝子を守ろうという考えになります。それはお産からはじまるわけです。 卵を産み、それを温め続けることを、雌ばかりでなく雄もやる。なぜなら食べないと死んでしまうから。 そして生まれたら交互に餌をとってきて食わせると同時に天敵の蛇なんかの餌食にならないように見張り続けるわけです。 これはその家族だけのことですから、群れは何の役にも立ちません。夫婦でお互いに守り合うしかないのです。 それが人間からみると、仲が良く見えるということです。しかし、生存のためにやむにやまれず行っている行動です。
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土地に縛られる哺乳類とは全然暮らしの制限などが違うんですね。 限られた移動範囲と縄張りに犇めき合ってしまう哺乳類とは 生存の為に要されるものが違うんですね。 ご回答ありがとうございます。
カマキリなんか、交尾終わったらオスはメスに食べられますが… …ってのはさておいて、鳥類はそのまんま鳥頭だからです。 空を飛ぶために頭を小さくせざるを得ず、脳が小さいためより原始的なのです。 哺乳類は脳が発達してるため、自分の子孫を残すにはあちこちに種付けしまくった方がいい事を知っているのです。 さらに霊長類にもなると、脳はさらに発達し、資産家の(餌をたくさん得られる)オスや、 社会があり、ボスクラスの猿はいいメスを何匹も独占できます。 メスも自分と子供を保護してくれるボスや資産家に媚びます。 まして人間たるや…… 一夫多妻制の国もある! 全ては脳のなせる業なのです。
お礼
脳の軽量化、軽量化による壊れやすい体、多量の餌を要する恒温動物。 哺乳類の様な繁殖形態が向かない事情が色々あるんでしょうね。 哺乳類は頂点の雄が多くの雌を独占する事もよくある様ですが、 少しおっさん化した途端に若者にすぐ全てを奪われたり、 自分のものと思ってた雌が若い放浪雄と交尾するなんて茶飯事。 哺乳類社会の延長線上に人類の社会が有るのが何とも・・。 ご回答ありがとうございました。
お礼
鳥が卵を温めるのは当たり前の光景の様に思っていましたが、 言われてみると他の卵生の生き物は温めてる光景なんて殆ど見ません。 (魚類が新鮮な水を送り続けたり口内で育てたりは見ますが。) 変温動物は体温維持に多くのエネルギーを要しないので ほったらかしでも成長~生存しやすくて数と確率で子孫を残し、 恒温動物は活発に動き続けられる代わりに餌が多く必要で 子育ても卵を温めたり豊富な餌やりが必要になってしまう。 恐竜も天敵から卵を守りより確実に子孫を残す者が居た様ですし、 疑似雄、疑似雌の様な存在が結果共に子育てをし より確実に生存できる子孫をより確実に育て上げられ、 結果競合する他者を淘汰し主流派になったとかなんでしょうか。 たった1年未満の間にしっかり成長させる者が多いですし その育児期間の短さにも色々な淘汰適応の事情があるんでしょうね。 哺乳類はそこまで父親の育児参加が必要でも有益でも無かった といった所なんでしょうか。(人類は置いといて。) 鳥類は卵生の恒温動物。しっかり特徴があるんですね。 ご回答ありがとうございます。 かなり謎がスッキリ解消できました。