はじめまして♪
「食文化」と言うものは、とてもオモシロイ部分もりますね。
かなり難しいのが「ドイツ料理」と言うカテゴリー分けの方法でしょう。
長い歴史の中で、ドイツと言っていた地域が広がったり狭く成ったり、政治的に2つのドイツに分断されたり、、などで、限られた範囲の地域食文化と限定出来るかどうか、、これすらアヤシイ。。。
大まかに、ドイツと言えばビール。
一部の文化圏では、「パンとワイン」という歴史背景が在るようですが、パンは穀物から、ワインは果物から作られ、ビールは「小麦とホップと水」から造られますので、ビール自体が穀物原料で、アル意味では「主食」とカンガエタのかもしれません。
また、ドイツは歴史的に見ても、中心部と成った地域は海が遠く、比較的寒冷地だったので、麦やジャガイモの生産に適し、放牧などでの家畜も多かったのでしょう。そんな状況から、保存性が良い食材や、保存性を高めた加工食品が多く、年間の平均気温が低いので、短期発酵出来る加工食文化も多くはないので、代表的なメニューは、かなり限られてしまい、各家庭で味付けのバリエーション(主に塩っぱいか、辛いか?)と言う範囲の物が多い様なので、世界的に受け入れられる「ドイツ料理」というスタイルは、なかなか出来ないようです。
私自身は、ビールが好きなのですが、ドイツ料理の一つ。という「ジャーマンポテト」を食べてみても、ソーセージ(ウインナー)は美味しいけれど、ジャガイモが多過ぎ??って思えたりします。
日本人には、「ご飯」などの主食、炭水化物が別に在るのがDNAに入っているようなので、ジャガイモの炭水化物が主食という感覚には、馴染めないのかも。。。
興味本位で、ドイツ料理を楽しむ分には、すごく「美味しい」物です。しかし、繰り返し食べたいか?と言うと、残念ながら、少なくとも私個人としては、ごくごく「たまに」食べるだけで、、、、と思います。
ドイツ料理は、美味しいものです。しかし、歴史的にいろいろな食文化も加わって、あれもこれも、と言わず、かなり狭い範囲に限定してしまうと、多くの人が好む、広いバリエーションが無くなってしまうので、「ドイツ料理店」と言うのが、日本でも他の国でも、あまり多くないのでしょう。
メニュー等、とても狭い範囲に絞り込んだ場合、例えば「秋田料理」とか、「福井料理」とかと言う看板で、営業的に大丈夫か?という判断も出てきます。
それぞれ、特徴的なメニューが在るのですが、多くの一般大衆に受け入れてもらえるか???、、、
ドイツと言うのは、国の名称ですが、歴史的に「国」の地域が非常に大きく変わり過ぎていますので、ドコまでが「ドイツ料理」と言えるのか、ナカナカ難しい部分も在ると思います。
日本古来の「和食」と言う食文化が、世界的に認めてもらっていますが、現代の日本の国民食とも言われる「ラーメン」や「カレー」は、中国では日本で変化したラーメンで、中国の食文化には無かった物だと中国人は言切ります。カレーも、インド人もビックリ!、日本のカレーは、インドの海底料理には無かった、違う食べ物と言われます。
余談のついでに、私はビールが大好きですけれど、ドイツ式ビールでは無く、米も使った「キリンのラガービール」が好き。という者ですよ(笑)
この意味で、「自称、日本ビール党支持者」って、吹聴しています(ドイツ式の地ビール、グラス一杯なら楽しめるのですが、3杯目以降は、ちょっと違うの無いの?って思っちゃいます。。。←単なる個人的間隔ですけれど。。)
お礼
おいしそうですね(笑)。ちょっと印象が変わりました