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法律における「期待可能性」の根拠条文について
学校の課題で「下記の法の解説文のうち、根拠条文を答えよ」という問題が出たのですが、わかる方、教えてください。 一般に期待可能性の理論は、責任の有無だけでなく、その強弱をも決するための理論であるが、刑法典 には、直接の規定がないがこの理論を考慮した条文は存在する(具体的に示すこと。とのこと)判例も「第五柏島丸事件」がある。なお、通説は、この理論を採用し、期待可能性の基準については、通常人標説をとっている。く
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- hekiyu
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回答No.1
例えば。 104条の証拠隠滅罪などがそうですね。 自己の犯罪の証拠を隠滅しても、罰せられません。 これは期待可能性を考慮したためだ、と 言われています。 105条の、親族による特例もそうです。 自殺が犯罪とされていないのは(202条) 期待可能性理論の思想があるからだ、という 説があります。 244条の親族相盗にもこの思想が入っている とする学説があります。 刑法ではありませんが、黙秘権もその一環だ とする説があります。