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点火時期調整のデメリット

4ストローク2気筒エンジンです。 一般的に点火時期を早くしたり・遅くしたりすると、 どのようなデメリットがありますでしょうか? どちら寄りにセッティングすると プラグが被る(焼けないパターン)になりますか? よくエンジンを始動させるためには圧縮上死点前5~35度で調整とありますが、 この範囲でしたら問題なくエンジンが始動できるという事ですか?

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  • sailor
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回答No.2

点火時期と言うのはエンジンによって決められた時期があり、どのエンジンでも同じではありません。また、余程小さなエンジンや一定速度で運転する事が前提のエンジンで無い限り、自動進角装置というものがついていてエンジンの回転速度に合わせて自動的に変化するようになっています。点火時期は燃料の燃焼に時間が掛ることからピストンの上死点よりも少し手前で点火し、ピストンが上死点を過ぎたところで最大圧力になるように調整されている事が重要ですが、エンジンの回転数が変わればこの時間も変化するために回転数が高くなるほど早めに点火する必要がる為です。また、点火時期は圧縮比やシリンダー直径、燃料のオクタン価・バルブタイミングなどによっても変わります。 プラグの焼け具合を気にしておられるようですが、プラグの焼け具合は点火時期よりもむしろ空燃比大きく影響を受けます。まぁ、点火時期が無関係と言うわけではありませんが、空燃比による影響の方がはるかに大きいでしょう。点火時期だけで言うのであれば早めの点火時期のほうがプラグは焼けない状態にはなりますが、エンジンごとに指定された点火時期を逸脱したような調整ではエンジンの性能を十分に出せないばかりか、場合によってはノッキング(ピストン上昇中に燃焼圧力が過大となり混合気の燃焼が点火プラグ位置からスムーズに進行せず。異常な圧力上昇のため混合気のあちこちで勝手に燃焼が起き異常な圧力要賞をを引き起こしカリカリとかキンキンと言うよな異音を発生する現象や)やインテーク間にホールド側への燃焼ガスの吹き返し(最悪は火災に至る可能性あり)などの二次的なトラブルを生む可能性もあります。また、始動時(アイドル回転以下)では通常BTDC(Before Top Dead Center 上視点前の意味)5°程度が普通でしょう。35°などではインテーク側への吹き返しやクランクシャフトを逆回転しようとする(バイクでいうケッチン)などが起こる可能性もあります。 実際、どのようなエンジンなのかはっきりしませんので一般論ですが、まずは、そのエンジンの基準値に調整して空燃比の調整をすることをお勧めします。正確な点火時期の調整には少なくともタイミングライトなどの機器が必要ですし、自動進角装置がある場合はその動作も確認する必要があります。エンジン回転が上がっても進角装置が動作しない状態では相対的に点火時期が遅くなったのと同じで、プラグの焼け過ぎやオーバーヒートを招く原因になります。 プラグが焼け気味になるのは、多くの場合、空燃比が薄すぎる場合が多いかと思われます。ただし、プラグの熱価が正しい事が条件ですけどね。また、どのようなエンジンか不明ですのであくまで想像ですが、高回転を常用するような使い方ではより熱価の高いプラグにしないと正常な空燃比および点火時期でも焼け過ぎになる場合もあります。

ryoryu2002
質問者

お礼

ありがとうございます。

その他の回答 (3)

  • goncici
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回答No.4

プラグの焼けは点火時期よりエンジンの回し方による影響が大きいです。 最近のプラグは適用範囲が大きいので余り気にする必要はないと思います。 どうしても焼けるのが嫌なら、NGKなら番手を大きくしてみてはどうでしょう。 点火時期はサービスマニュアルに示されたタイミングで良いと思いますよ。

ryoryu2002
質問者

お礼

ありがとうございました。

回答No.3

35度も進めると不具合が出ると思うのですが。過早着火でエンジンは逆転する(しないまでもガクンと止まる) 点火時期いじれる車で、固定進角が8度、かかってアイドリング中は15度くらいだったと思う。 回転が上がれば遠心進角でさらに大きくなる。 アイドリング中はバキューム進角が働いてます。 それらの自動進角がないばあいは固定進角がもう少し大きいのだと思うけど。 着火が早すぎるばあいは焼けすぎ 遅すぎはカブリの原因になると思うけどどちらも出力が落ちるし早すぎはエンジンのダメージが大きい。

ryoryu2002
質問者

お礼

ありがとうございました。

  • no_account
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回答No.1

>この範囲でしたら問題なくエンジンが始動できるという事ですか? エンジンにより異なります まず、なぜ点火時期は圧縮上死点前なのか?を知る必要が有ります 点火プラグに火花が飛んでから、混合気に引火して、混合気の燃焼が広がるには若干のタイムラグが有ります このタイムラグが有るのでプラグによる点火は圧縮上死点前に行い、上死点を過ぎた直後から混合気の爆発力をムダ無くピストンに受けられるようにする為です エンジンの回転数が上がれば、それだけピストンの移動速度も早くなるので点火時期も早くする必要が有ります 点火時期が早すぎればノッキングが起こりますし、遅すぎればピストンは膨張行程に移行して混合気の爆発力の一部をムダにしてしまいます どの点火時期が良いのか?は、エンジンの燃焼室やピストントップの形状などで混合気の燃焼の広がり方が異なるので「ここなら全てのエンジンでベスト」とは言えません

ryoryu2002
質問者

お礼

ありがとうございます。