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北朝鮮のミサイル「北極星2型」の部品について
朝鮮民主主義人民共和国が公開した自国の中長距離弾道ミサイル「北極星2型」の発射試験の動画を見ますと、「北極星2型」ミサイルは専用車両による移動式ランチャーから射出された後、空中で第一段メインブースターに点火して上昇を開始していました。 その際、ランチャーから射出された後~メインブースターに点火する前の間に、弾体の向きを少し変更しながら、何か黒っぽい色をした比較的小さなブロック状の部品を多数分離してばらまいていましたが、あの黒っぽいブロック状の部品は何なのでしょうか? あの部品の正体、用途、搭載されている目的等々が判る方がおられましたらお教え願います。
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- SPROCKETER
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回答No.1
ESAが打ち上げたアリアン5型の発射でも同じようなブロック状の部品が飛散していましたが、どうやら、あれはロケットを発射台に固定して置く為の固定装置のようでした。打ち上げまではロケットの重量を支えて、打ち上げが始まるとブロックが分解して飛び散るように設計されているのでしょう。 同様の部品は地下サイロからのICBMの発射時にも見た事があります。地下サイロからミサイルが上昇して飛び上がるまで円筒内で壁に衝突しないようにミサイルを支えている部品で、発射後は分解して飛び散っていました。 北朝鮮がミサイルの打ち上げに使用している部品も同じ構造の物だと思います。ミサイルを支えて置く為の固定器具で、ミサイル発射後は分解して飛散するように出来ているのでしょう。 発射台とミサイルの衝突を防止する為の支持アームが、発射時にミサイルを傷付ける危険があるので、その防止目的で考え出された装置だと思います。 材質や構造はわかりませんが、専門家の間では良く知られている装置だと思います。
お礼
御回答頂き有難う御座います。 >ESAが打ち上げたアリアン5型の発射でも同じようなブロック状の部品が飛散していましたが という御回答でしたので、アリアン5型の発射の動画を幾つか確認してみましたが、仰る様なブロック状の部品が飛散するところが映っているものは見つける事が出来ませんでした。 アリアン5型の >ロケットを発射台に固定して置く為の固定装置 であれば映っているものがありましたが、 【参考URL】 https://www.youtube.com/watch?v=NIo_kNdeJWs https://www.youtube.com/watch?v=nbz6zMGfxLw ※0:00:10辺りに映っています それは発射台側に固定されているものであって、ロケットが発射台を離れる前にロケット側から外れ、発射台上に残されていましたし、空中で分離する事もなければ分解する事も飛び散る事もなく、ブロック状でもありせんでしたので、SPROCKETER様が仰る >打ち上げまではロケットの重量を支えて、打ち上げが始まるとブロックが分解して飛び散るように設計されている >同じようなブロック状の部品 は >ロケットを発射台に固定して置く為の固定装置 とは別のものだと思われます。 ですので、SPROCKETER様が仰る >同じようなブロック状の部品 とは何の事を仰っているのか良く解りませんでしたので、よろしければその部品が空中でアリアン5型から分離しているところが映っている動画等のURLを御教え頂けませんでしょうか? そもそも発射台(もしくはランチャー)に固定して置く為の固定装置であれば、ミサイルが射出される前にミサイル本体から分離させておかなければ、ミサイルはランチャーに固定されたままとなって射出する事が出来なくなってしまいますから、本件で問題にしているブロック状の部品がランチャーから射出された後に空中で分離している事から考えても、発射台に固定しておくための固定装置とは考え難く、何か別の用途の部品ではないかと思うのですが、如何でしょうか。