- 締切済み
派遣の担当さんの気になる発言
派遣社員として働いて半年になるのですが、そこで担当さんに言われた一言が気になっています。すぐにどういう意味なのか聞けばよかったかもですが…。「店長に怒られたことはすぐに報告してくださいね」と言われてしまいました。よっぽどのことがあって怒られたことだけ言えばいいのか、社員教育の過程の軽い注意等は無視して構わないのか悩んでいます。ちなみに、報告するとすぐさま派遣先の会社から就労先に謝罪の電話が入るようになっています。ミスをしなければ問題ない、と言われればそれまででしょうが、どうしたらいいのか迷っています。 特に今の就労先も、クレームに過敏なまでに敏感なのでは?と沸々と感じさせるところがあります。どなたかいい知恵などありましたら、アドバイスをお願いします。
専門家の回答 ( 1 )
- 専門家楚山 和司(@k_soyama) 社会保険労務士
社会保険労務士の楚山です。 ご質問の内容から細かなニュアンスを推測するに、おそらく担当者の方の意図は次のいずれか、あるいはその両方ではないかと思われます。 1)派遣先(就労先とは同じ会社ですか?本部と店舗の関係??)から派遣元の担当者へクレームが来るのを恐れている(もちろん、派遣先も顧客からのそれを恐れてもいる)。 2)質問者様の立場を守るための情報共有を徹底しようとしている。 1)については概ね質問者様が現状受けている印象のとおりだと思いますが、過敏になることの意味といいましょうか、積極的な理由なのか消極的な理由なのかによって判断すべきものと思われます。 つまり、2)のようにあくまで労働者保護(顧客から。そして派遣先からも)のために敏感になる分には、正当な業務上の必要行為と考えられるでしょう。 しかしながら、1)のようにただただクレームというものを派遣先も派遣元も恐れているだけの理由で報告を求めるのであれば、労使双方の不信感につながりかねません。 ただいずれにせよ、会社のリスクマネジメントの方針として、その理由が1)であろうと2)であろうと、一般社員の立場でクレームを判断させ(たく)ない、という主張は間違いではないでしょう。 究極のことを言えば、当時世もあり、何がクレーム、ひいては法的なリスクとなりうるか、絶対的な判断は不可能ともいえるかもしれません。 したがって、ひとつひとつの業務ミスやクレームの当不当を個人で判断することは、本人にとっても会社にとってもリスキーなことなのです。 ささいと思われる情報でも(もちろん業務効率と抱き合せで検討するべきことですが)共有することによって、リスクや責任を分散させることができますし、それをもって万が一の被害を最小限にとどめられます。 最終的には担当者の方に発言の意図を確認してしまうのが手っ取り早いとは思いますが、会社のリスクマネジメントという観点からも受け止めてみてはいかがでしょうか。
楚山 和司(@k_soyama) プロフィール
OKWAVE Professionalをご利用のみなさま、はじめまして。 社会保険労務士・保育士・キャリアコンサルタントの楚山 和司(そやま かずし)です。 このたびは当プロフィールページをご覧い...
もっと見る