東海は8世紀の律令制で定められた、
畿内と七道の1つである東海道(東に行く海沿いの道)によりますが、
関所による東西の区分け(東国・西国)もあり、
これが後に、足柄峠(足柄坂)・碓氷峠より東を坂東・東国と呼ぶようになりました。
そして、東海道が通る地域(現在の三重県・愛知県・静岡県・神奈川県・東京都・埼玉県・千葉県・茨城県)から坂東より東側を除いた地域(神奈川県より東)に、東山道の一部地域(現在の岐阜県)を加え東海(地方)と呼ぶようになったそうです。
三河は、一般的には豊川・矢矧川(矢作川)・男川の大きな皮が3本流れているからと言う説が強いです。
ただ、昔は三州といっていたようなので、これら川の流域に大きな3つの洲からつけられたのかなとも思います。