• ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:燕麦の種をまく時期)

燕麦の種まき時期|スイカの敷き藁に活用したい!

このQ&Aのポイント
  • スイカの敷き藁に、燕麦を使用するための種まき時期を知りたいです。
  • 5月の連休頃に燕麦の穂が出るようにしたいので、燕麦の種まき時期について教えてください。
  • 静岡県でスイカの苗を5月の連休に植え付ける予定ですが、その前に燕麦の種まきをすることは可能でしょうか。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.1

穂が出るまで育つのに蒔く時期は今年はもう間に合わないので(秋蒔きにはもう間に合わず、来年春蒔きしても穂が出るまで育ちません)来年のスイカ植え付け時期には使えず、早くても再来年になると思いますが・・・。穂が完全に熟さないと敷き藁としては使えませんし、乾燥に日数がかかり不十分だと使用することでかえって病気を招きかねませんが・・・。 エンバクは冷涼な土地を好み、土質やpHによっては上手に育たなかったり倒伏しやすくなってしまいます。特に倒伏してしまうと土に触れてしまい病気の菌の胞子などが付いてしまい敷き藁目的には使えません。詳しくはウィキペディアのエンバクの項を是非読んでみて下さい。栽培に向く地域や土の性質などがわかりやすく詳しく書かれています。 静岡県だと県内に多い土質から、畑の連作障害予防に緑肥としてなら短い期間だけ栽培する農家が居るかと思いますが、食用として栽培している所はあまり無いと思われます。緑肥と言うのはまだ若い穂の出る前の株を土にすき込んでしまうもので、発芽温度と生育温度が問題ないなら夏や冬秋以外のいつでも蒔いて生やす事が出来ます。水やりさえ十分なら育つでしょうし、エンバクの根を利用しての土質改善目的で、すき込んでしまうという栽培を途中で辞めてしまう目的ですから地上部がそれほど丈夫に育たなくても良いわけです。 でも、穂が出るほどまでに育てたいのなら蒔く時期は決まっていますし穂の出る時期も決まっています。また、蒔き時をずらしても育ちが調整できるわけではありません。生育時期がずれれば思う通りに丈が育たなかったり、穂が出来ても開花せず(又は受粉できず)穂自体が育ちません。 日本での実を採る目的での栽培はほほ北海道が占め、春蒔きで行われます。冷涼で土質もエンバク栽培に向いている所が多いからです。収穫は秋になります。 秋蒔きは、エンバクは寒さに弱いのでご当地の最低気温がエンバク栽培での最低気温よりも低いのなら冬越し自体が無理かもしれません。また、春蒔きでも鷺池栽培ですから5月の連休までに穂が出ることもなく、よほど早くても梅雨時くらいでしょうか。五月の連休頃なら冬の間成長が止まっていたのが4月頃から目に見えて伸びだしますが、丈はまだまだ短く敷藁に使えるほどではないでしょうし、株自体が穂が出て熟す頃の様な成熟した質ではなく硬くありません。そこらのイネ科雑草のまだ穂の出ない株と同じで、質自体が柔らかくて刈っても敷き藁に使うには向かず、水をはじくどころか水を吸ってエンバク自体が腐ったりカビたりで、かえってスイカに病気を呼ぶような状態になりうることも考えられます・・・。藁として使えるのは穂を充分に熟させ、茎の質が充分に固くなってから収穫、そのすぐから使えるわけでは無く2週間は充分に乾燥させ脱穀してからでないと敷き藁に向く藁にはなりません・・・。 そんなわけで、スイカの敷き藁に使いたいのならエンバクは「前年の秋に収穫した物」を使う事になりますから、来年のスイカ栽培では諦めて代替品を使用し、来年春にエンバク栽培に向く土質や必要量が採れるだけの広い土地を確保して来年のスイカ栽培と同時進行で栽培し、穂が熟して実が硬くなってきてから収穫、まずは「はさ掛け」などしての充分な乾燥後脱穀してエンバクの実を穂から落として翌年のスイカ栽培用として納屋などに保管しておくしかありません。エンバク栽培の広い土地が無い・乾燥させる設備が用意できない・大量のエンバク藁の保管場所が無いなどの場合はご自分での栽培は無理でしょうね・・・。 どうしても敷き藁が必要なら来年使う分は代替品を購入するしかないと思います。北海道でのスイカやメロンの栽培は農家も家庭菜園も敷き藁はほとんど使うことなくビニールマルチと、実を受けて土に触れさせないスイカやメロンの「ザブトン」と呼ばれる農業資材を使っています。 他の麦類でもご指定の時期に間に合う様な育ち方は難しいと思います。 穀類は人の都合で生育時期を変えることは難しいです。それに思うよりもかなりの広さの面積が必要。藁は完全に熟してた株でもカラカラに乾燥させればかなり見た目の量が減ります。 それと、種子の入手経路も難しいかもしれません。北海道では緑肥にエンバクを使う事が多いですが、土にすき込む際に畑の端などに残ってしまう事があり、それが育って種子をつけてしまうのは農家にとっては不都合で「雑草扱い」となります。 そのために、日本では「穂のできないエンバク」や「受粉しない(実が出来ない」緑肥専用の品種があり、購入時に「種子収穫用の品種」」と指定しないと緑肥専用品種を誤って買ってしまう事も。穂が出来なかったり受粉できないという本来の性質を捻じ曲げられた植物と言うのは正常な状態で株が成熟しないものもあります。緑肥専用品種を育てていっても敷き藁に使える良質な藁が出来るとは限らず、もしできなければ購入費も栽培の手間も無駄にしてしまいます・・・。 ペットの餌用のエンバク種子と言うのもありますが、これは大抵外国からの輸入品。一応食用として栽培されている物なので無農薬や低農薬で育てられている物も多く、ペットが食べる分には問題は無いのですが、種子を蒔いても発芽率が低く、育てても日本で販売されているエンバクよりも病害虫に対し弱くて育ちも良くありません。 私の家ではペットでウサギを飼っていて餌はウサギ専門店で買ってきます。そこのお店で「青草」として食べさせたくて種子で食べさせる用のエンバクをプランターの土に蒔くと入荷時期が違うものだととても発芽が良い時と、全く発芽しない事があるそうです。また種子の段階で見た目だけで病気に冒された質の悪いものが多く混ざっていることもあるそうで・・・。 我が家では青草としてウサギに食べさせるエンバクの種子は「ネコ草」として売られている物の種子を買ってきて育てます。さすがにネコ草として売られている種子は発芽率が良く、苗の初期の時は順調に育ちます。でもやはりこの種子も低農薬か無農薬で栽培されたものらしく、ある程度葉が伸びてくると病気の様な斑点が葉に入り弱ってきます。種子が出来るまで育てた事が無いので、元々種子用の品種なのか緑肥用の品種なのかも不明です。 食用品種のエンバクは、売られるときの量は小売りされていません。農家向きに大きな缶入りや大袋に入って売られています。種子状態で売られている物は大抵種子専用に育てられ種子用栽培株の基準で農薬がたくさん使われて栽培されていますから、もし大量に余ったとしても種子蒔き以外には使えません。もし人やペットが口にしてしまうと残留農薬で中毒を起こし重篤になる可能性もあります。また種子は年を越すほど発芽率が落ちますから翌年に使いまわすと発芽率も格段に落ちてしまいます。 家庭菜園レベルの広さでは栽培には狭い・地域的に食用できるほど熟させる栽培自体が難しい・時期的に収穫を合わせられないという事で、他の方法へ検討しなおした方が良いのではと感じてしまいますが・・・。

関連するQ&A