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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:燕麦、チモシーのまき方、収穫時期について)

燕麦、チモシーのまき方、収穫時期について

このQ&Aのポイント
  • 燕麦、チモシーの種を秋まきした場合、収穫はいつ頃になるのか?また、春まきの適切な時期はいつからかについて教えてください。
  • 燕麦とチモシーの種を秋まきした場合、収穫時期はどのくらいかかるのか知りたいです。また、春まきの適切な時期も教えてください。
  • 燕麦とチモシーの種を秋にまいた場合、収穫はいつになるのか教えてください。また、春まきの適切な時期についても教えてください。

みんなの回答

回答No.1

実際畑で栽培したわけではありませんが、私の住んでいる地域は酪農が盛んで親戚・知人に酪農家が居り、ペットとしてウサギを飼っているのでエサとしてのエンバクやチモシーは身近です。そのうえで知っている事だけならお答えできます。 まずチモシーですが収穫時期は私が住む北海道なら一番草の穂が出始めくらいのまだ柔らかめの初夏くらいでしょうか。穂がすっかり育ち切ってしまうと硬くなってしまい栽培が家畜の飼料目的なら家畜が好んで食べなくなります。質問者さんがお住いの地域が解らないので具体的に何月頃に収穫とはお答えできません。 長期間食べさせたいのならその後二番草を刈る時期に短い丈のも刈りますが一番草程栄養もないし固めな芯が気に成りあまり喜んでは食べません。 牧草類は生のまま食べさせるなら採ってすぐ食べさせるか、生を保存するなら3日分位を空気と共に密閉性高めのビニール袋に詰め冷蔵庫の野菜室で保存します。 もし乾燥させ長期保管するおつもりならエンバクやチモシーの栽培はお勧めできません。 個人での栽培では完全な乾燥が難しいです。酪農家が自前で牧草を収穫し乾燥させる場合は晴天が3~4日続きそうな日を狙い刈ってその場にまき散らし1日に一度専用機械で撒き散らしなおしながら(まんべんなく乾燥させる為)3日くらいで急速に乾燥させます。途中で雨が降るとその分乾燥の日にちが長引き質が落ちた物に成るので設備の整った牧場は牧草ロールに巻いてから更に乾燥設備のある保管庫に入れるところもあります。質が悪いと綺麗な緑色に乾かず栄養素もかなり失われてしまいます。牧場なら刈った場所に散らばしても簡単に綺麗に回収できる機械があるので作業が簡単ですが個人ではその場に散らしても風で他所に飛ばされますので畑と同じくらいの網などかけて押さえたり(ただし乾燥が遅れる)他の広めの場所に生草を運んで(小石や砂利の多い土やアスファルトやコンクリート敷きだと乾きが早い)出来るだけ黒っぽいシートの上に均等に広げ、やはり網などで押さえて乾燥させる(朝露の降りる地域なら夜間はビニールなどで覆う)くらいしないと市販の乾燥チモシーの様な質の良い物が出来ませんし保管中劣化して長く持たない物に・・・。エンバクの種子を収穫しての乾燥も量が多いなら薄く広げての乾燥が向きます。量が少ないなら取っ手付きの紙袋などに入れて納屋や室内の風通りが良い場所か、湿度低めな部屋の天井に近い場所に吊るししばらく置くとすっかり乾燥しますが、乾燥が充分でないと保管中に黴が出て全てがダメになったり、その種子を蒔いてエンバクの葉を育てる目的なら保管が悪いと極端に発芽率が低い栽培した甲斐の無い種子に。家畜やペットの健康も損なうので、見た目からして良くなさそうな種子は与えない様にして下さい、なお種子目的の栽培は得たい量の2倍は多く栽培する事をお勧めします。採れた種子の全てが良い種子ではなく収穫後選別すれば酷いと3割くらい廃棄する事に成ります。市販の種子は選別済みなので質が良く選別前は未熟や小さすぎる・害虫の食べかけなども結構混じります。個人が栽培する場合は狭い範囲なのでバッタなどの害に遭い易く自然環境が良い土地柄なら無農薬だとチモシーやエンバクの害虫被害はかなり深刻になってしまう場合もあり得ます。酪農家の広い畑ならバッタなどの昆虫被害は減りますが、野鳥やネズミや野ウサギ鹿による害の方が結構深刻です。 牧草もエンバクも野生植物ではなく人が改良した「農作物」ですから、チモシーの種子の撒き方は個人の栽培だと雑草を掘り取り除き土を十分に掘り起こした畑の状態からでないと発芽しにくいです。酪農家だと通常のチモシー種子蒔きは既存のチモシー株が老化してきて生え方がまばらになってきた時の補植なので発芽しますが(周りには既にチモシーがあり、それが発芽を促し生育の助けになっている)他の種類の草が生える場所に蒔いても他の雑草の根が邪魔するので(根の張りや、その根が土内に放出するアレロパシー成分が発芽を阻害する)雑草を刈り取ったくらいの場所へ蒔くのは意味がありませんし、植物の栽培の場合草を刈り取っただけの場所は更地とは呼びません。雑草を根っこごと出来る限り取り除いた後、固い土を耕運機などで耕した畑の前状態が「更地」で、もし関東あたりの元々畑では無い場所で栽培するなら、「更地」にしてからまずは土壌改良が必要で植物の繊維を出来るだけ多く土に入れる為に(これが土環境を良くし肥料が良く効く土になる)完熟腐葉土を出来るだけ多く入れて冬時期なら半年春~夏なら2~3か月放置して土内で分解させるか、稲わら堆肥か馬糞堆肥を2~3割混ぜて同じ期間分解させてから、春か秋の土作り後に蒔くと良いでしょう。元の土質によっては一度混ぜた程度では足らず毎年2割を撒き散らして補給しながら(牧場だと牧草畑の土質に合わせ2~3年に一度牛糞堆肥を撒いて地力を保つ)牧草を育てます。 私の住む地域で酪農が盛んな地区は山の中腹か昔は田圃だった地区だけで、水はけが良い土地には酪農家が全く無いので牧草に向く土は保水性が良く肥えたものか地力が強い土地が良い様です。我が家の小さな畑も大昔は湿地で土壌改良しながら50年畑として使ってましたが耕作放棄した途端、以前は全く生えていなかった牧草(オーチャードグラスなど)が生え出してすっかり牧草畑の様になりました。その場所の隣の小規模な木立ち跡にはウバユリやバイケイソウなどが生え、国道を挟んだ向こうのほぼ手つかずの自然林にも生えている野生のミツバや、野生ハッカなども放棄地に生え出しこれらは畑にする前から湿地に生えていた物なのでしょう。広い敷地内には元小川が流れていた河川敷き跡もありますがすぐ近くに牧草が生えていても全く入り込まず野良ニラや小型イネ科雑草やネコジャラシくらいしか生えないので土の水はけが良すぎて牧草が育つには不向きな様です。 牧草に限らずイネ科の植物は種子に水分がたっぷり染み込む事により発芽し易くなるので手間の無い発芽を望むのなら秋蒔きした方が発芽率は上がると思います。春蒔きなら種子を数日塩素など入っていない新鮮な流水に漬け充分に給水させてから良く耕した土にムラなく蒔くと良いでしょうが個人では「水が絶えず動く新鮮な水」と言うのは家の前に用水路でも無い限り難しいでしょうし、事情によっては雑草を全て抜いて土を土壌改良する事すら難しいかも・・・。 北海道はアメリカ式の農業や酪農が明治期に入り基本それが今でも続いてるので空き地が昔は畑や牧草地でその時の名残のチモシーやエンバクが生えているのをよく見かけます。大抵は他の雑草の方が優勢の中細々と生えており市販の様な立派な葉の長さや穂ではありません。質問者様の今のままでの栽培では将来これと似た様な状態で家畜やペットのエサとしての栽培目的なら収穫量はほとんど期待できないでしょう・・・。 酪農家のチモシーの牧草畑でさえ、何年も経てば風で飛んできたり野鳥や野生生物が運んできた種子から(フンに混ざっていて、土に落ちると発芽し勢いよく育つ)他の雑草が多く目立って来るので将来を見越して一度畑を起こしリセットし、畑の様な何も生えていない土に種子を蒔いて(北海道だと二番草を刈った後に土起こしするので秋蒔き)半年間の積雪の下で冬を越させ春の雪解け水を種子に吸水させ一斉に生えて来るようにします。その後2~3年は全く収穫することなく株を育て次の年から牛を放牧し栄養価高い若い葉を食べさせる事で葉を軽く刈る代わりに、牛が歩きまわり牛糞を落す事により養分として吸収させ、株が成熟してからやっと年2~3回収穫(特に生育が良い年なら三番草まで刈れるがその分後で牛糞堆肥を入れる)出来る牧草畑に。 あと、案外知られていないのは土中に病気の菌やセンチュウなど害虫の卵が混ざるのが牧草やエンバクには良くなく、牧草畑以外で生えている牧草が貧弱であることや人の通りが多い場所ほど牧草の育ちが悪くなる理由の一つ。これはいつのまにか他所から運ばれてきた土が畑に混ざり殖えてしまうのが原因で、景観が売りの観光地では野菜畑での被害が多い中牧草地での被害も結構多いのだとか。 私の住む地域は田圃を畑へ土壌改良後に牧草畑に変えた所が多く道路脇には必ず深い用水路があって人や野生動物が入り込めない様、用水路込みで何メートルもの幅の緩衝帯があるので菌や虫の卵の侵入は防げていますが、他所の土地では勝手に入り込む人の靴裏の溝に入り込んで他所から運ばれ牧草畑へ落とされた土が原因で牧草が良く育たなくなり、気が付いたときには土が汚染されてしまって何年もかけて土壌消毒、その間は牧草が全く採れない事もあるそうです。 なので牧草やエンバクを栽培するのは野菜栽培とほぼ同じな上、牧草の方が性質は繊細かと。種子から育てるのであれば栽培場所の環境によっては雑草の根を抜いて耕した後にまずは冬の寒さに晒して土内の菌や害虫の卵を退治(人為的に安全に土壌殺菌する方法もあり)、その後春に土のpHを計って石灰を必要量撒き良く漉き込めば石灰でも退治できます。 今回雑草を刈り取っただけの土地の様ですので土質が良くなければ、すぐに土起こしし雑草を取り除いて無理に秋蒔きしても今後良い状態で育てるのは難しいと感じます。まずは今から土を起こし雑草を根ごと取り除き粗くても良いので土の塊を砕き冬の寒さで寒晒しし土質によっては保水性・保肥性の良い土を客土したり完熟腐葉土など入れての土壌改良(水はけが少し悪い位の方が牧草には良いかと)、春に成ってから通常の野菜栽培と似た様な土作りをしてから充分吸水させた種子を蒔き、発芽しある程度育つまで水やりしながら見守るのが良いと思います。

frau
質問者

お礼

とても詳しいご回答をありがとうございます。 こちらは神奈川県の西部です。 栽培の目的は、ヤギのごはん、畑の雑草抑制、防風などです。 ただ3日分くらいなら個人でもできそうですが、昨年は乾燥して圧縮したものを買いました。3千円くらいで2ヶ月もちます。(ヤギは2頭です)。 土地柄、現場には用水路が通り、また栗の木陰で日当たりもよくなく、もともと田んぼという土地柄ですが、昨年冬に撒いたときには、20センチほどですが撒いた分ほとんどでてきました。ヤギはそれを食べてました。 土地は手つかずの自然林です。土が肥えています。 今年は雑草を根から抜き、耕運機でリセット。春は5月頃にまいたのですが、すぐに他の雑草に負けてしまい、また9月に撒いたものがチョロチョロとでてきました。 つまり芽が出るという点では大丈夫です。 自分で乾燥させることもできるかもしれません。 しかし、たとえば11月に刈り取る場合、種まきはいつ頃か、成育期間はどのくらいかということが知りたかったのです。 秋に刈り取るのなら、どうしても他の雑草に負けないようにしなければなりませんが、↓のリンク先のような環境でも緑肥として牧草は適しているようです。 https://www.youtube.com/watch?v=ggYiV51uIeI また生長するとかなりの高さになるようですが、そうなるためにはどうすればよいのか?というのが質問の主旨でした。

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