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統語して文章にするのに容易な言語
リスニングしやすい言語、文章を作りやすい言語などいろいろあるかと思います。 やはり違うのでしょうか? 文章を作りやすい言語って何語でしょうか?
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日本語の表現がむずかしいと思うのは 海外の俳優が来日したときや インタビューの日本語訳を見たときです。 (翻訳した方の問題ではありません) 女優さんなら 「わたしはポジティブなの、 だからリスクを恐れずに挑戦することを やめられないのだと思うわ」 ミュージャンの リアム・ギャラガーのインタビュー 最近の音楽シーンについて 「本当クソだよな。 俺がいなくて退屈だったんだろ? 俺のゲームじゃ誰だってやられちまうからな。 誰だってな。インタヴューだって、 写真撮影だって、レコードだって、 ステージだってね。 それに俺の世代にはステージで 好き勝手しても許される奴らが たくさんいるんだからな」 「最新インタヴューにおける 15の注目発言まとめ | NME Japan」 「~だわ、~さ」、 「です、ます」にするかで だいぶ印象が変わると思いました。 文章を作りやすいかは別として。
- hue2011
- ベストアンサー率38% (2801/7250)
文章を作りやすいというのは、ダントツで日本語です。 これは日本人でなくても成立します。 理由は、日本語が膠着語だからです。 中国語なんかは孤立語といって、正解はひとつしかなくそれを使わなければならない。 英語は屈折語といい、末尾変化や活用形というルールを覚えないといけません。それを間違えると周囲はひどく嫌がる。 日本語は、膠着語として、変格活用みたいに展開できる。 言います、言わない、言えよ、言いたくないみたいにそこにニュアンスが入れられる。 そうすると、ひとつのことを言うのにいかようにも表現が可能で、それが敬語に展開しました。 いろいろな活用方法があると、いままでに存在しない表現を使っても通じるし、コミュニケーションギャップは発生しません。 わたし、だいじょばない、という表現を突然聞いても意味はすんなり分かるでしょう。 膠着語のものすごいのは、完成した表現でなくても通じるというところです。 「わたし、好き、あさくさ、とうさん、うれしい」と言ったらもはや文法的に意味を成しません。 しかし言っている意味とか気持ちがわかる。 外国人が変な日本語表現で語り掛けてきても通じるんです。 フランス人や英国人みたいに相手のいうことを直そうとする意識が働く日本人はまず居ません。 こんな文章の作りやすい言語はありません。 ルー大柴というのがいますね。英語とまぜこぜでいろいろ話す。これが変だけど通じます。 あんな変な話し方をするのが同じことをロンドンでやったら即病院行きです。 私外国人で、あ、日本人と違ってこうなんだ、としばしば思うことがあるのは、原語を切り替えられないということです。 中国人なんかで、かた覚えの表現で会話していて言い回しに困って英語を混ぜたりすると、非常に驚いて非常に困っている。 この人は英語で語るならできる人なのに、です。 最初から英語で話していたら問題なくできます。でもその場合はその中に中国語を入れると困った顔になる。 おそらく、いま中国語で話すモードに自分を置いているのです。 それがいきなり別の言語が入り込むと処理不能になる。 そこで切り替えに神経を使い、ひどく混乱するのです。 膠着語というのは、ニカワでいろいろ貼り合わせて成り立つということです。 そのために日本語を使う人間は、その中になれないいろいろな表現が入ってきても堪えられるし対応も可能なんです。 日本人ほど適用性のすぐれた民族はいないといわれるのも言語のせいじゃないかと思います。
母国語でしょう。 外国語ならどこの言葉でもありません。 私たちが小学校一年生の頃からずっとやってきた 国語の勉強をもう一度するようなものです。
お礼
膠着語が有利か別として詳しい分析をいただきありがとうございます。