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「親類」という言葉について
「親類」という言葉はいつ頃から使われているものでしょうか。江戸時代?それとももっと古い書物などに見られる言葉でしょうか。ご存じの方、教えていただけますでしょうか。
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平家物語に「平治の逆乱にも、親類をすてて参じたりしかども」という一節がある由ですので、平家物語の成立期、西暦1200年代前半には使われていたということでしょう。 江戸時代には「親類預け」という、親類による保護観察みたいな制度がありましたので、江戸時代には、間違いなく「ふつうの言葉」でしたでしょ。 余談ですが、古語(近世)の「親類」は、父方の血族のことです。ご存じでした? でもって、母方の血族は「縁者」でした。いまでも「親類縁者の皆様」と挨拶するので、同じなのかな。