なんのコンサル会社なのか知りませんが日本のコンサル会社は大手でも知識が薄い。そして何よりもクライアントがコンサルに依頼する意味を知らない。これがネックでは?
>クライアントに答えを提示することなのでしょうか?
いいえ正しいプロセスを提示することです。この正しいというのは理論が通ったという事です。中には経験値だけで押し通すコンサルも居ますがこれは正しくありません。経験値なんか世の中が変わればあてにならない。でも結構日本の場合は現場上がりが多くこういう無知識のコンサルが多いのが現状です。現場プラス知識。これが条件ですが、実は知識だけでも構わないです。
例えば国のプロジェクトなどではとりあえず一流コンサルにお願いしているという建前だけで頼んでる。責任逃れのためにね。
殆どの企業コンサルって教育ではなく建前は多いです。建前を仕上げるには正しいプロセスを成果として残すこと。これだけです。
そもそも日本では経験値だけで業務が構築されている会社が多い。こいつを既存のプロセスに組み込むという事が大事なのです。大抵はうまくいきません。その弊害が人事です。要するに部のトップにその考えがなじまないと浸透しないという事。すべて人が障害になります。
だからこのプロセスじゃないと第三者が納得しないと説明するしかありません。こういう押し付けだと業務自体に支障が出てきます。結局何もよくなってないというクレームしか来なくなりますが、これ当然なのです。だって人が動かないんだから。
要するにコンサルだけ頑張っても何もできませんよとあらかじめ言い聞かせる事は必要です。答え?そんなもの無いです。コンサルは提示するだけ。それを採用するのはクライアントです。判断は向こうです。
難しい知識で押し落とすのも手なんです。ISOなどのコンサルでは手順だけ教えればよいので目標があってやりやすいと思いますが。「お前らバカに教えてやるよ」的なことは時として必要。