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エウロパの水
エウロパの地表に水が噴出しているということですが、エウロパ自体は昔から発見できていたのに、水が噴出していることがわかるまでにどうしてこんなに時間がかかったのでしょうか? また、エウロパの水を回収して中身を研究するということはありえるのでしょうか? http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1609/27/news094.html
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>どうしてこんなに時間がかかったのでしょうか? 「ハッブル望遠鏡の性能向上に時間がかかった」のと「タイミング合わなかった」のが理由です。 ハッブル望遠鏡のカメラは、当初から高性能だった訳ではなくて、段階的に高性能なものに取り替えられて来ています(そのたびに、宇宙飛行士が船外活動で交換作業を行なってきた) しかし、エウロパから噴出している水蒸気(または水)を観測できる高性能のカメラになったとしても、それがすぐに撮影できるとは限りません。 「エウロパの撮影」は、常時出来るとは限りません。ハッブル望遠鏡、地球、太陽、木星、エウロパの位置関係がとても重要です。 撮影が可能な位置関係になるのはごく僅かで、ベストな位置関係になるのは「何十年に一度」です。その「撮影可能な位置関係」になっている時に、運良く「ピッタリのタイミングで、撮影可能なアングルで、撮影可能な位置で水蒸気(または水)が噴出」してくれないと、撮影は出来ません。 例えば「エウロパの方向に太陽がある」と「太陽に邪魔されて撮影不可能」です。太陽光線が強過ぎて、何も撮影できません。 例えば「エウロパが木星の向こう側に隠れている」と「エウロパが見えないので撮影不可能」です。 例えば「ハッブル望遠鏡が木星の反対側にある」と「木星の方向に地球があって撮影不可能」です。 例えば「エウロパが木星の手前にある」と「背後の木星が邪魔になって水蒸気の撮影が不可能」です。 例えば「水蒸気の噴出がエウロパの裏側で起きる」と「裏側は撮影が不可能」です。 これらの「さまざまな条件」をすべてクリアしないと「エウロパの撮影そのものが不可能」なのです。 そして「撮影が可能」であっても「その時に水蒸気の噴出が無かったら、撮影してても何も映らない」です。 今回「エウロパから水蒸気(または水)が噴き出している映像の撮影に成功した」のは「かなり幸運」だったのです。「何十年に1度のチャンス」と言っても過言ではありません。
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- g27xxxxx
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たしかハッブル望遠鏡での発見でしたね。 ハッブル望遠鏡自体は以前から有ったのですが、その観測性能は宇宙飛行士の手によって新たな機材を取り付けながら、少しずつ向上させてきたのです。 ハッブルは宇宙全体の観測をしているため、エウロパを観測できるタイミングは限られています。 観測された蒸気は小規模で、常時噴出してるのではなく間欠的な噴出ということも考えられます。 このような事情からこれまでは捉えるのが難しく、今回ようやく観測できたのだろうと思われます。 回収計画は既に有ると思います。 回収用の機器とロケットを準備しながら、 同時並行で噴出してる場所を特定して軌道計算を進めて、 打ち上げてからまた暫くかかります。 まだ先の事となりますが、勿論研究するつもりでいます。 ただ、報道では水蒸気とされてるようですが、 実際に水の蒸気かどうかは確認できてない筈です。 他の物質である可能性も残ってます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 観測先としての優先度と、タイミングの少なさなどがあり時間がかかったのですね。水じゃなかったとしても、何かが噴出している瞬間をみられたというのはちょっと興味深いですね。
- chiha2525_
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ナショグラは、やや慎重な姿勢をレポートしてますね。 http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/092700364/ 遠すぎて間欠泉のような小さな現象まで捉え切れなかったのが、ようやく観測できる解像度の望遠鏡ができた、って感じでしょうか。 噴出された水が回りの(宇宙)空間を漂っていると考えられますので、それを回収する計画もすでに視野に入っているようです。でも人間を宇宙空間(という地球のちょっと高いところ)に上げる予算でお金を取られて、無人宇宙計画は割りを食うのですよ。 火星に人を送っても何にもならんのだから(というか多分無理)、そんなの後回し(数百年後)にしろって話だよ。
お礼
ご回答ありがとうございます。 予算がほしくてやや派手めな発表をしたのかもしれないですね。 水じゃなかったとしても、何かが噴出している瞬間をみられたというのはちょっと興味深いですね。
- IDii24
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http://freshwater24.hatenablog.com/entry/2016/09/26/214539 そうですね。だいぶ前にこの映画でエウロパという名前を知りました。エウロパには生物がいるかもしれないと思ったのも子供の頃です。 まあ2001年どころか15年遅れて発見した。科学の進歩というのはこのように鈍化しているという事です。仕方ない事です。 ここにくさびを打つのは自立型AI量子コンピューターに頼った、開発だと言われてるので人間以上の発明に期待しましょう。きっと木星まで行くことも可能になるでしょう。
お礼
ご回答ありがとうございます。 有名な「2001年宇宙の旅」に出ていたから、ちょっと有名だったのですね。
- maiko0333
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生命が生息しうる気温のところをハピタブルゾーンといいますが、 地球と火星くらいだろうと思われていたわけです。 木星や土星などの影響で生命が存在できるとわかったのは最近のことです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 最近の発見だから調査期間が短いということがあると思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 観測先としての優先度と、タイミングの少なさなどがあり時間がかかったのですね。