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ラインアレイ方式のスピーカーとは?
- ラインアレイ方式のスピーカーは、エンクロージャーの形状を扇状にすることで音の干渉を抑え、遠距離での音響効果を高める方式です。
- ラインアレイ方式のスピーカーには、他にもホーンのような仕切りがあるものや、音が垂直方向に広がらないという記事もありますが、一概には言えません。
- メーカーサイトによっても表現が異なるため、実際に使ってみるか、専門家のアドバイスを得ることがおすすめです。
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こんにちは。 メーカーサイトを見ると、例えばこんな感じです。 http://www.toa.co.jp/otokukan/otolabo/theme2/at2.htm 考え方は、スピーカーの前に遮蔽板を置くと、音が遮られますが、その遮蔽板にどんな形の穴を開けると、穴を通った音がどんなふうに拡散して行くか、を考えると理解しやすいです。穴を通過した音は位相が揃っています。 ラインアレイ方式は、縦にスリットがある場合に相当します。線音源という事になりますね。 http://wakariyasui.sakura.ne.jp/p/wave/housoku/kaisetu.html 実際には、複数のスピーカーで模擬的な縦スリット状態を作ります。位相(時間差)が重要な要素になります。中高音ユニットの縦のサイズがキャビネットの縦サイズを決定します。重ねた時に波長の短い中高音の位相ずれを最小限にする為です。20KHzなど完全な同位相は困難ですが、その努力はされています。 重ねなければ、ラインアレイの態を成しません。重ねた姿は中高音がスリット状になってますよね。↓これなどは、キャビネットの外板すら取り払って重ねて使う事が前提でキャビネットデザインされてます。 http://proaudiosales.hibino.co.jp/information/495.html 小規模なものは、口径の小さいスピーカーを縦にぎっしりと並べることでも同様の効果が得られます。例えばBOSEのMA12など http://probose.jp/cat_product/line_array_speakers/ 普通形状のスピーカーではユニット間の距離を詰められないので10KHz以上の位相合わせは難しいし、低音は振幅が取れなくて難しいので別途サブウーハーの2Wayにしてるものが多いです。 音の遅延や位相について考えられ始めたのは1970年代後半で、それまでは音質に影響なしと考えられていました。デジタル技術で実際の遅延がシミュレーション可能になったのは、それより10年後からです。オーディオブームはほぼ過ぎ去り、バブル崩壊直前ですので、規模的にも業務用以外のオーディオ製品に研究成果が反映される事もほとんど無く、一般にほとんど知られてないのは無理もないです。
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- sirasak
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ラインアレイ方式は普及品ではユニットを一直線上に並べるのですが、バッフル形状を緩やかな扇状にするものはユニットの干渉で高音が低下するのを遠くの焦点距離で聴く場合に改善するものです。 スピーカーは高音では正面が強くなるのでサーチライトに置き換えて、一直線に並べたとして考えると分かりやすくなります。 正面ではサーチライトが全部見えて明るいが、斜め横からは見える数が減り、暗くなり、斜め上からは距離が変わるのでもっと暗くなると考えて良いと思いますが、それが指向性であって鋭いと遠くでも高い音圧が得られます。 ラインアレイ方式はユニットの干渉で音が悪くなるのでHiFiにはあまり使われません。 大音量が必要だったり、指向性を強くすることでより遠くへ届きやすくするということです。 エンクロージャー以外に大型ホーンでも少し指向性が鋭くなる効果があります。 他国への広報でホーンスピーカーを多数設けたものがありますが、あれも巨大ホーンにして指向性を鋭くして遠くまで音を届けるためです。 メーカーサイトのように音が垂直方向には広がりにくく横方向に広がると言うのは程度問題であって、屋外でも低音部は殆ど効果が無いし、中音以上だけで効果があります。 室内では残響が大きいので効果が減ります。 私見です、参考まで。
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- iBook 2001(@iBook-2001)
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はじめまして♪ ラインアレイ/トーンゾイレでは、主に中高域において縦長に用いた場合、縦方向の位相差で指向性が狭く成り、その分、横方向には指向性が広く成るのです。 近年の「扇型」形式はこの弱点を緩和すべく、主に高い位置に設置し、遠くの人だけじゃなく、下の近い人にも聴こえやすいように。という方式でしょう。 基本は「同一平面で、一列に並べた場合」の特徴です。 横並びにすれば、左右への拡散が弱く成り、上下方向への拡散が良く鳴る。と言う事です。 本当の「プロ」から見たらオモチャでしょうが、私の自作スピーカー、一部の写真を貼っておきます。 (バッフル交換式にしていて、フルレンジが4本付いていますが、小型ホーンツイーター、上部の丸穴が取り外された状態、実はツイーターを焼いちゃった後の写真です。) 同じサイズの箱が4組在って、フルレンジ4発、フルレンジ2発、10”ウーファー1発、10”ウーファ2発のバッフル交換で利用出来るようにしています。 なお、数年前から一番上等な板材を用いた初号機は、廊下に設置してから何年も移動していません(笑)、この自作機がアバター写真での、背が高い方、後ろ側、755E+リボンツイーターの、春~秋限定、縁側お昼寝用システムですけれどね。) 『ユニット全ての上下に仕切りのようなものがあってホーンのようになってるならわかりますが、』 仕切りが在っても無くても、その先での空間合成(空気振動)ですので、どうぞご理解下さい。
お礼
ありがとうございます。
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