はじめまして♪
さすが、John_Papa様。なにも言う事が無いほど。。。。
家庭用の「Hi-Fi-オーディオ」と違い、業務用という観点から、正確な回答と感服致します。
(趣味のオーディオは、また違う視点からの意見もたくさん在りますからね。)
John_Papa様の『しかし、一般的な電源用2芯キャプタイヤケーブルだと延長による高域劣化が多めなようです。』
とのご意見、まぁ電気学的にはそういう影響に成るのでしょうけれど、私の経験/体感としては、「高域減衰」がはっきりとは感じられませんでした。しかし、音の鮮度?活発感?が大きく後退したと思った事が在ります。
(利用状態は家庭内の電源用平衡ケーブル、家庭内の屋内配線用、単芯の物も使い、さらにドラムとか、も組み合わせ、とにかく手持ちや現場入手可能な電源用電線をたくさん繋ぎ合わせ、おおよそ170mほどで、DF値の低下を多少でも減らそうとFP-163を2本直列、16Ωで利用してみたときの話です。そもそもこのユニットがハイ上がりですから、小粋減衰を感じなかったのかも。。。)
だけど、音の浸透力が低い、音が飛ばない、、音の芯が無い、音が遅い?、まぁ表現方法は色々でしょうけれど。。。。
業務音響、PAなどでは「音の飛び方」という表現が多いようですし、音のスピードなどはスピーカー工作で有名な故:長岡氏が良く表現された手法ですねぇ、「ハイスピードサウンド」とか。
(実際に音が伝わる速度は物理的には同じ。聴こえた音の感覚的表現です。)
さて、
『長く引き廻す場合は4芯が良いという解釈でいいのでしょうか?』
必ずしも4芯だから優位。とは限りません。両状況によってメリットを発揮出来たり、発揮出来なかったり。。。。
『アンプからスピーカーまでを4芯、エンクロージャー内部は2芯という使い方でいいでしょうか?』
はい、その通りです。
別に、内部配線にもスターカッド線を使おうが、あくまで自由ですけれど。。。
業務音響は「音質最優先」ではなく、「安全、安定運用」が最優先です。
そして、PA卓などで調整し対処出来る範囲なら、「それで良い」という考え方が主流ですからね。
(もちろん、過剰な補正は、必ずドコカに弊害が出て来ます、軽度の補正/調整で使える範囲を基準にしています。)
あと、あくまで個人的感想に過ぎませんが、業務用ではおそらく国内だと最も多量に使われていると思われるカナレの電線。Hi-Fiオーディオ的には「音がよ負いケーブル」とは言えないんじゃないかなぁ、、、、同じように安価な範囲で、電源用の3芯ケーブル(中はツイストされていて、実際には2芯だけ利用)で、おぉ!と思えた伝線も在りましたし(^o^)
PA環境は、かなり長いケーブル引き回しもしますので、太くて重い物だと配線や撤去時の量力も大きく成って来ます。しかも長尺となれば費用的な部分の考察も必用に成ると思います。
なお、有る程度高品位な音を得るには、経験上でも100mを超えない方が良いと思います。できれば50mくらまでに。。。(でも、そういう事が出来ない現場もあるんで、、、)
臨機応変、程度な妥協も時には必用でしょうかねぇ。。。
お礼
回答ありがとうございます。 非常に参考になりました。