• ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:PAにおいて干渉で気をつけている点、セオリーなど)

PAにおける干渉に気をつけるポイントとセオリー

このQ&Aのポイント
  • PAにおける干渉に気をつけるポイントやセオリーについてまとめました。
  • スピーカーの周波数の指向性や音の広がりについて考え、反響音を適切に制御する方法を紹介します。
  • スピーカー配置や拡散の手法、GEQの前に行う準備などについても触れています。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • John_Papa
  • ベストアンサー率61% (1186/1936)
回答No.1

こんにちは。 おぬし出来るな。 という感じになってきましたね。 ・中高音がまともなバランスで出る方向(サービスエリア)を把握し、聴衆全員がスピーカー音を直接聞けるように心がける。(スピーカーの高さや角度の設定) その為には、使用する機材の特性を良く知っておく必要があるでしょう。 ・スピーカー背後やサイドに放出される音を、聴衆が聞けない方法を考える。 (同時に演奏者に演奏しやすい音を提供する為のモニター環境も作る) 私の場合幸いな事にホールの袖などスピーカーの後方に聴衆から見えない空間が有ることが多く、本当に助かってます。スピーカーの後方にドアがあって開けておいて差し支えないものなら開けさせてもらうとそれだけでも違うものです。 そういう構造的な逃げ道が一切ないカラオケパブでとった方法は、 http://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/88195/ のような吸音マット(吸音特性を調べておいて適材適所に使うこと、室内残響の計算ができると更に良い)を必要数、客席への反射を考えながら位置を決めて壁に貼った。ハウリングが起こりにくいという副作用もあり。ディスコ・ダンススタジオなどにも応用できる筈です。見かけよりコストが掛かるのが難点ですけど。 同じような効果を得るのに複数の方法があり、バリエーションの幅なども違います。 業者やアマチュアがやってること(Good Jobもあれば反面教師もある)を見たり、死ぬまで勉強になります。 そうそう『PAにおいて干渉で気をつけている点、セオリーなど』 同じ音が2か所から出る(自然界では発生しません)ので干渉が起こるのです。従って、同じ音の出るスピーカーは置かない。どうしても置くなら聴取位置(スピーカー同士の距離ではありません)で1/4波長以上の距離差が無い近距離に置く。100Hz以下なら85cmまで、1KHz以下なら8.5cmまで、10KHz以下なら8.5mmまで許容、を下地に考える。それが叶わぬ時は近い方のスピーカーにデジタルディレイを入れて許容範囲内に収める。(←施工経験あり) また、人間の聴感にはハース効果という問題がありますので、位置の違う2つのスピーカーから同じ音が出た場合、遅い音をキャンセルし近くのスピーカーからだけ出たように感じるのですが、半波長の位相反転打消しはハース効果でキャンセルという訳にはゆきません。ハース効果はステレオ効果が左右のスピーカーから等距離の位置でしか起こらない事の説明に使われる聴感覚です。会話の明瞭度を高める事ができますので、通話用マイクのエコーキャンセル技術にハース効果理論が応用されているのではないかと思います。 大勢の聴衆が居る時、ステレオで聴けているのは、ほんの一握りの人だけということも頭に入れておくべき大事なセオリーです。

noname#262927
質問者

お礼

”大勢の聴衆が居る時、ステレオで聴けているのは、ほんの一握りの人だけということも頭に入れておくべき大事なセオリーです。” お客さんが一人のみで、ここに立ってください笑 とでも言わない限り理想的なスイートスポットの音を聴かせることは無理ですね笑 ”遅い音をキャンセルし近くのスピーカーからだけ出たように感じる” これはよくわかります。ミックスの手法で、サビのコーラスなんかをステレオで左右に振ってサビの迫力を出す際に、モノラルで真ん中から鳴っている声をshort delayで片方を10msとか遅らせてやる方法があるんですが、そうすると同じ音量で左右で鳴っているのに遅らせた方の声は小さく聴こえます。(なので3db程度速い方の声を落としてやるとだいたい左右均等になります。) こういった「効果」をミックスエンジニア達は試行錯誤して音源として世にリリースしているのに、いざ現場でその音源を鳴らすと、この「効果」がほぼ意味がない、もしくは過剰になるというのはなんとも言い難い話ですね。(スマホやヘッドホンやパソコンで聴くのを想定してミックスされていると思いますが) 自分の所有している機材からの目線で、いかに狙ったエリアに最良の音を届けられるか、いろいろと試してみたいと思います。

その他の回答 (3)

  • John_Papa
  • ベストアンサー率61% (1186/1936)
回答No.4

No.1です。お礼ありがとうございます。 PAではなく、クラシックの室内楽録音の時だったと記憶してます。 まだ若かった30代の頃、いつもどおりささっとマイクをセッティングし録音レベルを確かめた後、リハーサル中会場やステージ上をくまなく歩いていると、それが余程珍しかったらしく「随分歩きまわってらっしゃいますが、何をされてるんですか?」と尋ねられました。尋ねられることも珍しんですけど。「この会場の反射音を聞いてるんです。目障りだったらこれで終わりにします。」と答えて、マイク位置を変えたいと考えていた位置に修正し、本番録音をしました。 アコースティック楽器もスピーカー同様に方向に因って音圧・音色が違いますし、位置が違うと反射音の道筋も変わります。権限があれば奏者配置を変えた事もあります。音筋を読むって実測じゃなく経験に因る勘ですが、音筋を読んで経験値を上げて行かないと、いつまでたっても偶然の結果で終わってしまいますし、配置換え修正もままなりません。会場に適した機材を選ぶこともできないでしょう。 ルームアコースティックの残響では初期反射 (early reflection)がshort delay域です。添付画像はWikiより https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AE%8B%E9%9F%BF 建築の図面があれば、スピーカーの配置だけでなく初期反射もイメージする事が可能です。(容積と表面積・素材の吸音率が判れば音域毎の残響時間を計算する事も可能です) 箱(ホール・会場)を持つ人にとって、機材選びより重要でしょう。 short delayが使える人には、short delayで音がどれほど変わるかは充分ご承知と思います。 でも、理想通りの条件を揃えられる事は稀ですから、迅速にザックリ鯖読みして音だしする事が多いです。与えられた時間は短いし、無い物ねだりしても無い袖は振れませんので。与えられた範囲で、自分にできるベストを尽くす。いつもそれですね。

noname#262927
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 色々試行錯誤しながらやってみたいと思います。

回答No.3

うぉ!!! John_Papaさま、ハース効果まで言及とは、、、これは、私達一般人(趣味系だけの素人PA)では、どうにも出来ない。。。。。 よほどの設備で、高度な測定を元にした設備音響でも、非常にコストを掛けた場合じゃないと、、、、 浅知恵ですが、たしか十年以上前にTOAとアキュフェーズとフォステクスが共同研究しながら、大規模ホールで非常に良い効果を実現した。。と記憶しています。 設備音響なら充分長い日程で理想的サウンドに近付く事も出来ますが、、、、 後に、YAMAHAでしったけ? デジタルディレイと位相変化の群遅延コントロールで、客席の椅子下や天井等の埋め込みスピーカーの方が音が大きくメインなのだが、ステージ側のスピーカーから「鳴っている」ように体感出来る音響システムも実現出来たとか、、、、 そんな話を、知っていても「素人PA」ではどうにも出来ない、、、 機材も買えないし、まいてや、潤沢な予算が在って導入出来たとしても、高度な機材を知識だけでは実運用が出来ないのも経験上で良く知っていますから。。。(苦笑) 結局は、経験値なんじゃないでしょうか。。。 John_Papa様は経験豊富過ぎ(^o^) うらやましいよぉ~~~♪ あ、そうそう。100Hz以下をカットした信号で大音量再生した場合、体育館等の広い会場だと「回り込んだ音が反射干渉し、倍音成分を出す」ことが多々在ります。 倍音と言うと2倍、3倍という、200Hzや300Hzを思い浮かべやすいのですが、数十メートル級の大きい会場では、1/2や1/3という倍音列の干渉音が体感出来る場面も在ります。 私が一番最初にPAもどき?を行なったのが、地域イベントでの「小学生以下限定」というミニ四駆大会でした、会場は、通称「10円体育館」で、地域イベントの「立て前」が成立すると「利用料金が10円」という施設(公式的には、町立の「武道館」と言う事で、全面板張りに、敷き詰めれば全面畳にも出来る仕様で、畳利用時は料金が違ったそうです、このため近隣の町内会とか色んなイベントで、畳を使わない低料金の体育館という認識から「10円体育館と呼ばれたんでしょう。) そんな会場で、小学生以下限定のミニ四駆大会、簡単に「大きい音」が出ればイイや。って事での自作スピーカーを持込んでみたら、小学低学年のおおむね女子が、なぜかスピーカーに抱きついて遊び出した。。。 結構大きい音を出していたんで、気になっていたんですが、対応してくれたスタッフ(友人)が、お腹にくる振動が面白くて、、という事だったそうです。 音として感じる最低域の量感としては、体育館の4角が最も強烈だったはずですが、「音感」だけじゃない「体感振動」としての本能的楽しみ方も在ったのかな?と憶測します。 takoyakisound 様が求める回答とはほど遠いとは思いますが、なにか参考に成る部分が有ったなら、ラッキーかな。。。と、書き込みました。 ムダ情報でしたら、ごめんなさい。

noname#262927
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 いつも色々な情報を付加してくださり、感謝します。 非常に為になります。

回答No.2

はじめまして♪ あのぉ。。。スピーカの後ろで音を聴いてみた感想はいかがでしょう??? 波長が長い低周波程、回り込みが多く、波長が短い高域程、回り込みが少なく直進性が強く成ってくる。というダケ。 室内再生に置いては、回り込んだ音の反射、直進した音の反射、室内サイズから決ってくる共振(定在波)という部分が複雑に空に在った上で、「聴こえている音」に成って居ます。 総合的に、ピークは抑え、ディップは建造物との関わりから補正しにくいのと、やりすぎると他の部分に弊害が出やすいので、極端な補正は控えた方が無難。と言われます。 会場内の音響ピークは、時に非常な不快感に鳴ったり、ステージ内では「ハウリングポイント」に成って来ますので、違和感を感じない範囲で、極力抑えておく、というのがベターでしょう。 私の様な「素人PA」では、充分なリハーサル時間も測定環境も無いので、適度にセッティングをしたら、聞き慣れた「自分にとってのリファレンス音源」を再生し、どんな具合に聴こえるか、会場内を歩き回って、なんとなく「こんな具合かな?」という程度に調整しちゃいます。 (なお、スピーカーの能力と個性をよく把握していませんと、調整/補正で、トンデモサウンドにしちゃって、本番スタートから、あれ?こんなハズじゃ。。えっと、ドッチを変えたら良いのか、、なんてアタフタする事も有り得ます、、苦笑) 私の場合、反射音や共振音の影響がほとんど無い、屋外イベントではグライコを使いません。 (体力的な理由から運ぶ機材が減る、ソッチを優先しちゃってます。笑) どんなに「考えて」も、現場で聴こえる「音」を元にしますから、出来るだけ速い時点から音を出し、その「出た音」を自分で感じ、必用なら対処出来るようにして置く事は、大切です。 ガンバってください♪

noname#262927
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 現場であれこれ細かく計算して・・・とかやるつもりはありませんが笑、(やっても意味がないかと) 耳の感覚はある程度整っていますが、こうなったらこれがおおよその原因でここを対処する、という「応用力」、そこを培っていく為には、まず理論的なこと知る必要があると思います。 最初はあれこれ考えながら時間がかかると思いますが、慣れるとそこも感覚的にできてくるはずなので、はやくそうなれるように頑張ります。 まあ、その悩みもまた楽しいんですがね。

関連するQ&A