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ツーバイフォー住宅と集成材、軽天天井
在来工法のハウスメーカーからツーバイのハウスメーカーに転職した者の疑問です。 みなさんどうか教えて下さい。 (1)無垢のツーバイ材は、経年で狂いが生じやすく、それに伴うアフタークレームがよく出ますが、集成 材のツーバイ材を使った方が狂いが出にくいと思うのですが、ツーバイの集成材はそもそもないので しょうか?当社は年間100~150棟引渡程度の会社ですが、大手ツーバイハウスメーカーでも使って ないのでしょうか? (2)今や在来工法の方では軽天の天井が主流になってますが、当社は採用してません。 他の大手ツーバイハウスメーカーは採用してないのでしょうか?だとしたらその理由は何なんでしょう か?木製野縁より狂いが生じにくいと思うのですが。 宜しくお願い致します。
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- 兼元 謙任(@kanekaneto)
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元建材メーカーにいたものです。 ツーバイでの集成材もありますよね。 集成材 "Laminated wood)断面寸法の小さい木材(板材)を接着剤で再構成して作られる木質材料である。構造用と造作用に分類され、主に建材やテーブルの天板などの家具素材として用いられる。当然のことながら、強度や耐水性について厳格な規定、検査基準のもとで品質管理される構造用のものと、家具や内装などに使う造作用(強度に関する規格はない)とでは、一見した見た目が似ていても工学的な特性は異なる。 近年、大断面集成材が学校建築物などの大型公共施設の梁などに用いられるようになった。また、木質構造では従来困難とされていた曲線部材・大スパン架構などが実現可能となり、木質ドームなどが造られるようになった。" https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%86%E6%88%90%E6%9D%90 知り合いの大工さんは、木の芯に近い部材でじっくり乾燥させた、無垢材の強度は、集成材以上になるといってました。 その分、値段が張りますけど… "…今では木造のハウスメーカーでも無垢材の柱を使用するケースはごく希で、何も言わなければ自動的に集成材の仕様になることが多いようです。データを見ても、材種が同じなら集成材の方が無垢材の約1.3~1.5倍程度の強度があり、ねじれや反り、収縮など無垢材ではよくある欠点もあまりなく、集成材の方が優れているように思われます。また、そのままでは太さが足りなくて利用できないような細い間伐材を有効利用できるので、エコロジーの面でも貢献しているといえます。…" "たちは柱には1本も集成材を使いません。強度が優れていると言われる集成材ですが、その強度とはあくまで工場出荷状態、つまり新品の場合の強度(初期強度とも言います)での話です。 私たちが重視するのは初期強度ではなく、30年後、50年後、100年後の強度です。" http://www.sawano-kk.com/htm/column/column_001.htm ツーバイフォー工法のメリット、デメリットについては… "ツーバイフォーとは、2インチ×4インチの規格化された柱を枠組みとして、パネルで床や壁、屋根などを箱状に組み上げる建築法のこと。在来工法(木造軸組工法)は柱で建物が構成されていますが、ツーバイフォーは壁で建物が構成されています。木造枠組壁工法と呼ばれています。" "メリット 耐震性・耐風性が高い!… 高気密・高断熱!耐火性も高い!… 工期が短い!… デメリット 間取りに制限がある&変更が難しい。… 開口部を大きく取りにくい。… 結露が心配。… 自由度なら軸組工法、安定性ならツーバイフォー" http://sumaidea.com/guides/article/7/ 材料について… 米栂(ベイツガ: マツ科の常緑高木。亜高山帯に生える。一年枝には毛がある。 葉は短い線形)や、ホワイトウッド(北欧で採れる欧州トウヒ・スプルスなどの白い木のことをいいます。ヨーロッパトウヒという名前でも呼ばれます)などがおもなようですね。 "木材について" http://sp.okwave.jp/qa/q3008094.html "ホワイトウッドって何?" http://sp.okwave.jp/qa/q767711.html "2x4(枠組壁工法)は、右の表のようにインチの倍数で全ての材料が供給されています。 そして、日本では法律上、2X4の部材は乾燥材を使うように規定されていますから、それぞれの寸法は右表の右側、乾燥材の寸法になっています。… 2x4の本場、北米では数多くの樹種があるようですが、日本では、Hem-Fir(ヘムファー)とSPF(エスピーエフ)の2種類が圧倒的に多く用いられています。Hem-Firとは、米栂系の木材で、SPFはスプルスあるいはホワイトウッドといった系統の木材です。いずれも日本で言えば強度、耐久性共に低い分類に入る樹種のひとつです。 また、軸組工法では、土台と柱はヒノキ、梁は米松、あるいは総桧造りやスギの柱や梁をそのまま化粧として見せる、といった木の種類を選別して使う場合がよく行われていますが、2X4工法ではこのような選別は一切無く、すべての部位が同じ材料で加工されます。…" http://www.ads-network.co.jp/koho-kozo/2x4-02.htm 天井工法ですが、木造下地か、鋼製下地の選択になりますよね。 吹き抜けは日本の家屋には合わないと思いますが… いろいろな理由で仕様、工法が規格化されていると思いますが、要は、費用対効果の問題なのではないかとおもいます。 "壁・天井の下地により、大きく「木造下地」と「鋼製下地」に分類されます" http://yoshino-gypsum.com/kouhou/ippan/index.html 軽天 "ケイテン・軽鉄工事とは、亜鉛メッキ鋼鈑の材料で、天井や壁を造作することです" http://www.h6.dion.ne.jp/~matsuo22/keitetukoujitowa.htm