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基礎コンクリートに食い込んだ玄関ドアと耐久性
1階の床が基礎コンクリートよりも低く、玄関ドアの一部が基礎に埋まっている(玄関ドアの高さ1/3ぐらいまでが基礎で、玄関ドアの両脇1/3ぐらいまでが基礎、その上が外壁になっている)ような住宅を見かけることがあります(3階建ての狭小な住宅に多い)。 このように基礎の一部を欠損させて玄関ドアを設置することが、基礎や家全体の耐久性に及ぼす影響の程度を教えて下さい。
専門家の回答 ( 1 )
- 専門家佐藤 直子(@n-space) 建築士
回答No.4
木造の場合ですと、一般の住宅は床下があり、基礎より15センチ程度上がFLとなっているのが一般的です。 住宅などの玄関は床より低くすることが多いので、ドアのところは立ち上げを下げます。 布基礎部分は途切れますが、地中梁はつながっており、補強筋などで強度を下げないようにします。 ちなみに、店舗などでは、外部とFLの高さをなるべくなくし、天井を高くする設計のため、基礎よりFLを下げ、床はべた基礎にコロバシで貼ったり直接貼ったりします。 柱や土台は基礎の立ち上がりの上になりるため屋内からは基礎の立ち上げが見えることになります。(仕上げ材で隠すことが多いです。)
佐藤 直子(@n-space) プロフィール
一級建築設計事務所を開設しています。住まいに関しては、安全で安心、居心地の良さのほか、動線・収納計画や美しいインテリア、コスパの良さなど、様々なご提案をいたしております。店舗や賃貸物件などでは事業計画...
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