義に勇む行為をどう思う？

質問

先週、ある大学生は泥棒容疑者を捕まえようとしているとき、泥棒ｊに反撃されて、命を失った。この大学生の義に勇んで命を失ったの行動について、いろんな意見があります。みなさんはどうこの学生の行動をどう思いますか。ご意見を聞かせて頂ければ嬉しいです。

回答No.2

HAL2（@HALTWO）

米国に住んでいた頃、真夜中の 12 時過ぎに Manhattan の Pennsylvania 駅で、Canada 出身の友人が最終電車で帰るのを見送ったのですが、その直前に入った売店で酔っ払いが銃を抜いて騒ぎ出したのには肝を潰しました。

しかしもっと驚いたのは Canada の友人が「まぁまぁ落ち着いてよ、おっちゃん (Easy、Easy、Man！)」と言いながら酔っ払いの横から極自然に背中に回って羽交い締めにし、銃を床に落とさせたことでした(@。@)！。

銃が目に入った瞬間に逃げようとした私は友人の意外な行動に一瞬固まってしまったのですが、酔っ払いを羽交い締めした友人の目配せに応じてそのまま駅の公安官 (州兵じゃないかと思いますが、自動小銃を持って Patrol している人です) のところに脱兎の如く走り込み、友人が羽交い締めしている酔っ払いを逮捕してもらいました。

Canada の友人が兵隊経験があるとか警察官の経験があるという話は聞いたことがないのですが、樵夫みたいに体格の良い奴だったので案外 Volunteer で生命張った経験があったのかも知れませんね。

私自身も Philadelphia で Knife を持った少年達に囲まれた際に棒を拾っていざという時は Knife を持つ少年を叩いて逃げようと思ったことがあるのですが、銃を持った相手には……どうしよう(~。~;)……手近の硬そうなもの、無ければ手荷物を投げ付けて逃げるしかないかな……少なくともその場にいようとは絶対に思いませんが(^_^;)。

中学で剣道初段を取得した後、高校時代は木刀で居合道をやっていたので、素人が持つ Knife ぐらいならば棒で対処できる自信はあるのですが、幸い (?) にも Philadelphia の時は一緒にいた Israel 出身の友人がボロボロの歩道に散乱する拳大ほどの石を少年達に投げ付け始めて少年達を追い散らしてしまったので、私の出る幕はありませんでした。

「何で、頭に当たったら死にそうな大石を投げ付けるんだよ？ オマエ、爪、剥がれてるじゃん！」と聞いたら Israel 出身の友人は「HAL が棒を拾った時点で殺 (ヤ) るっきゃないと決断した！」と平然と宣う始末(^_^;)……考えてみたらコイツ、米国留学前に兵役を済ませており、Gaza 地区なんかで 2 階から煉瓦を投げつける子供に M16 Rifle で応射する国出身の奴だった(~◇~;)。

＞この大学生の義に勇んで命を失ったの行動について……

米国に 11 年住んだ経験のある私は「現代の」平均的な日本人とは随分と変わった観点からものを見る癖が付いてしまったようにも思うのですが、私は素直に「尊敬」してしまいますね。

一昨年に御嶽山が噴火した際、火山弾から身を守るために岩陰に隠れた 26 歳の男性が一緒に隠れた 3 人の女性のうち、小学 5 年生の少女が怪我をして寒がるのを見て自らも怪我をしているにも拘わらず少女に自らの Jacket を着せて怪我の治療をし、Gas Stove で暖を取ってやった後、火山弾が収まってきた頃合いを見て全員岩陰から脱出したものの、(恐らくは火山弾の前に火砕流の Gas で気道熱傷を起こしていたのだろうと思いますが) 男性と少女は死亡……少女に Jacket を着せた行為が美談として Media に流れた一方で、一緒に脱出して生還した 2 人の女性からの詳細な情報は殆ど報じられず、男性の家族の下に Jacket が送り返されたことだけを再た美談として報道する Media に憤慨したものですが、少女を見捨てずに Jacket を着せて傷の手当てをし、気温低下よりも気道熱傷による外傷性 Shock が起こす悪寒ではないかとも思うのですが、Gas Stove で段を取ってやることで脱出の最適な Timing を逃してしまった……例え最適な Timing でも外傷性 Shock で助からなかったかもしれないのですが……行動には素直に「尊敬」してしまいます。

他の生還した 2 人の女性を先に脱出させても気道熱傷性 Shock (気道が火傷で腫れ上がって呼吸困難等の危機的状況に陥る) で動けなくならなければ生還できたかも知れないという推測もあるのですが「怪我した女の子は私が面倒をみるから」と他の 2 人の女性を先に送り出したのでしょうね。

Wiki' にも載っている、2009 年に New York で US Airways の AirBus A320 が Hudson 川に緊急不時着水した際も乗員乗客が極めて冷静且つ迅速に対処して……尤も座席下から取り出してきとんと着衣するまで 10 秒ほどかかるであろう救命胴衣を正しく着衣できた乗客は 155 人中たった 4 人だったようですが……死亡者「0」を成し遂げていますが、氷点下の厳寒だというのに最も着水地点の近傍にいた通勤 Ferry 船が 5 分後には横付けして Ferry 乗客も手伝って救助にあたっていたのにも「さすが米国！」と感心してしまいました。

https://ja.wikipedia.org/wiki/US%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%82%BA1549%E4%BE%BF%E4%B8%8D%E6%99%82%E7%9D%80%E6%B0%B4%E4%BA%8B%E6%95%85

高速 Bus で Seat Belt を外して寝てしまうほど危機に対する自己保全対策意識の乏しい日本人は「順序良く整然と機外に脱出する」ことはできても「障害者、子供、女性、老人を先に脱出口に送り出す」なんてことまで気付けるかどうか怪しいところですし、通勤 Ferry が定時航走を止めて救助に赴くことを「当然の事」と受け止められる日本人も多くはないのではないかと思います。

私は米国 (これもPennsylvania 駅(^_^;)) で爺ちゃんとおっちゃんと 10 代の娘さんという 3 人組に Bus 停への道を聞かれて応じている間におっちゃんに銃を脇腹に突き付けられて人気の無い ATM に連れ込まれ、金を奪われた経験もあるのですが、その時は抗おうとはせずに必死で爺ちゃんと会話を繋ぎ、日本人 2 人と米国人 2 人の 5 人で一軒家を借りて住んでいるという話題が「こいつを殺すと早期に面倒なことになるかもしれん」と思わせたようで、撃ち殺されずに済みましたが……殺されなかった理由は駆け込んだ NYPD 第 10 分署で朝まで何人もの署員に事情聴収された後、最後に珈琲持って質問に現れた署長さん (?) が「1 Block 西で日本人が刺されたってぇのにオメーが川に浮かんでないのが皆、信じられないんだよなぁ。まぁ勘弁してくれや。」と言いつつ説明してくれました……おかげで私は状況に応じて最も生命の保全が高い方法を常に考え「情」に応じてそれを「義」に Priority を置くものに段階的に転ずることまで常に考えるようになってしまい、始発の Bus に乗る時は必ず非常口の前に座って「いざ！」って時は真っ先に非常口を開けて女子供の乗客を呼び寄せられるよう非常口の開け方を確認したり子供連れや老人の着座位置を記憶しておくといった癖が付いています(^_^;)。

「義」をどこまで「自己保全」 に優先させるかは人それぞれかと思いますが、その結果「自己保全」に失敗した人をして「義に勇む行為をどう思う？」と問われても「私は素直に『尊敬』する。そこまで自分にできるかどうか判らないけれど。」としか言いようがありません(^_^;)。

お礼

ご回答、結構詳しいですね！誠にありがとうございました！
いろいろな面白い経験がありますね。当時はとっても危なかったですけど。
確かに、「義に勇む行為で命を失った」ということは、正しいか、正しくないか、答えは人によって違います。
私も君と同じように、心から義に勇んだ人を心から尊敬します。（私はその勇気はありませんけど）

回答No.1

hekiyu

昔の事件ですが、泥棒を捕まえようとした
屈強な若者三兄弟が、全員刺し殺されてしまった
という事件がありました。

刃物を持った人間が必死になったら、もの凄い
力を発揮します。

それこそ場数を踏んだ武術の達人でも無い限り
対抗するのは無理です。

ワタシも永年、空手、柔道、ボクシング、剣道
をやってきましたが、刃物を持った素人相手に
勝てる自信などありません。

みなさんはどうこの学生の行動をどう思いますか
　　　　↑
無謀という他ありません。

お礼

ご意見、ありがとうございました！
確かに無謀なところもありますね。
私だったら、何もせず、ただ警察を待つかもしれません。（臆病者ですから）
けど、なんだかんだ言っても、その大学生の勇気や行動を心から尊敬します。