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米国を制する企業は世界を制す?
米国を制する企業は世界を制すという図式は、成立するのでしょうか?
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厳密にいうと、アメリカに征されると言うことかと。 アメリカを制した会社や世界市場を制した会社の多くが、アメリカ資本の参加に入ることになりました。 ちなみに、アメリカのIT系の会社って、日本市場だけ別扱いすることが多々あります。優遇だけでなく、不遇も。 これ、コンピュータ絡みは日本市場を制したものが世界市場で成功する例が多かったからです。 アメリカでヒットして日本に持ち込んでそっぽ向かれてそのままアメリカ市場でも廃れる、というものがコンシューマ市場で多々ありました。 マイクロソフトやアップルは日本市場を押さえて収入源にできたことで、アメリカ市場を制覇できたともいえます。特にマイクロソフトは日本市場を押さえていなければIBMなどの米政府との利権が強かった企業との争いに勝てなかったはずです。 この辺の目先が効く中国系企業が日本国内企業を乗っ取り、アメリカの民生品市場への進出の足がかりにする、というのが流行っています。 例外もあって、日本の若者がこの手の市場を作らなくなって、ソニーや任天堂はアメリカ市場の足がかりをヨーロッパに求めるようになりました。 アメリカ以外の企業はアメリカ市場が最終目的地で、そこに至るまでのステップをどこに置くか、アメリカ企業はアメリカ国内での戦いに勝つためには国外の大きめな市場を安定市場として抑える必要があります。 その意味でご質問者さんは正しいかと。 欧州車は中国をステップアップ地と選んで、そこを確保後にアメリカに挑んでリークされたわけですね。
お礼
足がかりにする市場もあるんですね。