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アベノミクスはそろそろ終わりだと言われ続けられてい
アベノミクスはそろそろ終わりだと言われ続けられているのですが、実際はどうなっているのでしょうか?
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そもそも、アベノミクスは2012年11月、まだ民主党から自民党へ政権が移動する直前から、大規模な経済改革を断行するという期待感から日経平均、円相場を含めて、極めて急激な上昇を始めた。 さらには、翌年4月に黒田新日銀総裁が異次元の金融緩和政策をぶち上げて、日経平均、円相場は、さらなる上昇を継続し、特に輸出産業にとっては、とてつもない恩恵をもたらした。 しかし、黒田日銀総裁の目標は、慢性的なデフレ脱却であり、物価上昇率を2%にまで押し上げることにあったが、経済格差の溝は、さらに深まるに至り、思うように消費の冷え込みは回復することもなく推移してきている。 アベノミクスが何本矢を放ったところで、慢性的なデフレには、根本的な部分で解決しなければならない格差問題に着手することなく、消費税の8%への増額は、結果として国民からNOを突き付けられた状況で、日銀黒田総裁も行き場を失い、遂にはマイナス金利まで導入し、赤字国債の発行を手助けしやすい方向にまでしなければならない程、打つ手は閉ざされてしまった訳だ。 一方、外国からの、特にアメリカからのアベノミクスへの見立ては、所謂、相場操縦によるものという見地から、次期大頭領候補のクリントン、トランプ共に安倍政権の手法には釘を刺している。 アベノミクスは、国民世論の特に格差を抱える層からの反発を喰らい、デフレ脱却の目処も立たず、さらには、外圧までも飛び出す状況の中で、もはや打つ手を失い掛けているのが現状だ。 中国など新興国の経済の減速が明らかになる状況を含めて、今後の回復が早々には期待出来ないものとするならば、アベノミクスの終焉は、すぐそこにまで来ているように思えますが。
お礼
回答ありがとうございます その時は日経平均が下落すると思われますが当分の間は上昇しないと思われますか? (株はある間隔で上下を繰り返すと言われていますが。。。)