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つげ義春さんの作品の意味が分からない(何を言いたいのか)
上記タイトルの通りです。何回読んでも分からないんです。つげさんの作品は「読んで分かるもんじゃない」というのは聞いているし、野暮な事聞くな!とファンの方の反感を買うかもしれませんが、どうもしっくりこないんです(それも作風だと思うけど)
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- nekonoyu_goo
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人間の本質を彼なりにつきつめて、表現してみたのではないでしょうか? 誰であれ人間は、意味の無い行為をする、もしくは妄想をするもの。 それらと理性との葛藤。 そして、不安になる、怖くなる。 作品は、彼の持っている人間の本質を、彼なりに表現したものなのでしょう。 「意味」というものは「理性・形」と考えられます。 人間の本質を描くにあたり、意味(理性)をまとっていては、それはもう本当の本質ではなくなってしまうのでは? 「意味(理性)をまとっていない人間の心」の描写であると、僕は思っています。 なんとなく・・・スイカを2階の部屋の窓から投げてみたい・・・ なんとなく・・・古本屋に檸檬をこっそり置いてみたい・・・ 梶井基次郎っぽい感じかもしれないけど、その当時はそういう描写も地位を確立してたのではないかと思います。
- disease
- ベストアンサー率18% (1239/6707)
あの漫画は理解するのではなく、雰囲気を楽しむものだと思っています。 昔、つげ作品をゲーム化したものがあったんですが、とてもデキが良くて、それでつげ作品に興味を持ちました。 確かに解釈は難しいですよね。 あの頃の漫画は暗中模索状態で、漫画が純文学に対抗できるかなどのテーマがあったんですよ。 今ではすっかり娯楽志向ですが、あの頃の漫画も趣があっていいものです。
お礼
回答ありがとうございます! そんな時代背景も関係してるんですね!
あの方の作品は「理解」よりも「共感」が似合う作品だと思います。 「理解」は知識を踏まえただけでも出来ますが 「共感」は同じ時代や境遇や意識の中を生きた者にしか出来ないものです。 ですので、私の世代(50代)以上には何の抵抗もなく受け入れることが出来るのですが 年代が違えば難しいのかもしれません。 作者が何を言いたいのか?という問いには 恐らく、何かを伝えたいという強いメッセージのようなものは、ないように思います。 近所の年寄りが語る「若かりし頃のワシは・・・」みたいな、 自慢とも後悔ともつかない昔話と思って軽く“聞いてやって”はどうでしょうか? 私達にとっては、それが同時に自分の人生を振り返る事になるものですから 理解できる部分も多いのですが、果たしてそれを自慢していいものかどうか(汗)・・・
お礼
回答ありがとうございます! 上記の説明からしてもつげさんの作品は十代の小娘の私には早すぎたようです、出直してきます!
お礼
回答ありがとうございます!今後の参考にさせてもらいます。