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紫外線は太陽が出しているのでしょうか?
紫外線は太陽が出しているのでしょうか?
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自然のというか、外に出たときに受ける紫外線は太陽から出ています。 太陽からはいわゆる光(可視光線)以外にも赤外線や紫外線・さらには放射線まで出ています。 さて、ここで基本的な知識の一つなのですが、赤外線も紫外線も放射線の一部(全てではない)も電波もすべて電磁波と呼ばれる電気と磁気の波なんですよ。 何が違うかというと、波の振動の速さです。 ここまでで出てきた電磁波の中で一番振動数(一定時間内に波が上下する速さ)が一番遅いのが電波です。これには携帯電話やテレビ・ラジオなどの電波も含まれます。次に振動数が小さいのが赤外線(普通はここから先を光と呼びます)ですが、赤外線は光の一種ですが人間の目には見えません。ただし、生物の中にはこの赤外線を感じる目を持った生き物もいますし、人間も目では見えませんが暖かいと感じることができますね。 さて、次に振動数が早いのが可視光線。人間が目で感じることができる光です。可視光線は虹の色の順序に、可視光線の中で一番振動数の低い赤色から一番振動数の高い紫までの範囲です。赤外線や紫外線という呼び方も可視光線の範囲の外側(赤より低い・紫より高い)ということが名前になっています。英語では赤外線はIRと書きますが、これはインフラ レッド(infra red) の略で赤より低いという意味ですし、紫外線はUV(ultra violet)の略で紫を超えたという意味です。 さらに振動数が高くなると場合によっては生物にとって非常に危険な放射線の中のガンマ線という電磁波になります。実は太陽はこの危険なガンマ線(ガンマ線以外の放射線も出していますが、ガンマ線以外はいま説明している電磁波ではないので割愛します)も盛大に放出しているのです。実はこの前の津波で壊れた原発の発生する放射線の何倍もの放射線(原爆並み)の放射線を地球は太陽から浴びせられているのです。じゃあ、なんで地球で生き物が生きていられるの?当然の疑問ですよね。これには地球の地磁気と大気が大きくかかわっているのです。ガンマ線のように電磁波の場合は地球の持つ磁気の影響で弾き飛ばされるような影響を受けて地上にはほとんど届きませんし、それ以外の放射線も大気の分子とぶつかることでエネルギーを失うので生物に影響を与えることはほとんどありません。ただし、この生物を守る強力な盾の一つである地磁気は数十万年から数百万年程度の間隔で反転したり喪失したりを繰り返しています。この時期と地球上での生物の大絶滅のタイミングが一致していることは確認されています。 ちょっと脱線してしまいましたが、紫外線とはどういった物なのか、太陽は何を出しているのかとかちょっとは役に立ったでしょ?
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- ImprezaSTi
- ベストアンサー率26% (534/1995)
日光に含まれる紫外線は、そうです。 正確には、発光時の光の一種として出ています。よって太陽のみではありません。
お礼
回答ありがとうございました。
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回答ありがとうございました。