- ベストアンサー
薬膳の観点での「黒きくらげ と白きくらげ」の効能
栄養学の観点ではなく、「薬膳」漢方としての「黒きくらげ と白きくらげ」の効能の違いを、教えていただきたいです。 また、冬は黒いものを食べたほうが良いという事で、冬は黒きくらげがいいそうですが、白きくらげはいつの時期がおすすめなのかも知りたいです。 よろしくお願い致します。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
薬膳の世界で「きくらげ」とは、 不老長寿の食材として珍重されていますよね 春から秋にかけて、クワやヤナギの枯れ木に発生します。 とはいえ、流通されているのは、黒いきくらげが主なのだそうです。 不老長寿と言われているのは、血液浄化作用があるからで、高血圧、動脈硬化、潰瘍、痔などに効果があると言われています。 血液を増やすとも言われています。また、血液の余分な熱のこもりを鎮めて流れをよくし、貧血や、腸の働きを整えることにも効果あり。 高血圧の人は蒸して食べるとよいとされています。 一方で、白きくらげは黒とは効能が違うそうです。 白いきくらげは「うるおい」 黒いきくらげは「血を補う」 だそうです。 こちらを参考に ”白きくらげの効能|食材の効能” http://ameblo.jp/yakuzen-bero/entry-11653034092.html ちなみにですが・・・海の「くらげ」ですが・・・ 薬膳の世界では、「くらげ」は水分を排泄する作用があり、ゆえに、体内の水分バランスを整えるはたらきがあります。また、「肝」と「腎」に良い食材と言われ、「肝」の異常な活動を穏やかにし、毒素を分解する。又、消化器系に溜まった老廃物を溶かし、腸に潤いを与え、活動を円滑にするとされています。前菜にくらげが出るのは、お腹の調子を整え、お酒を飲む前に、肝臓の働きを良くするためでもあるのですね。 季節は、いつでも良いとされているようですが、水分を失なうとまずい状態の時は、注意ですよね。 ”「きくらげ」「効果」に関する質問・悩み・回答・方法” http://sp.okwave.jp/search?auth_token=7637cd48c1aecd90b3b06c6db52dfa7855a5fa59&word=%E3%81%8D%E3%81%8F%E3%82%89%E3%81%92+%E5%8A%B9%E6%9E%9C 参考になれば幸いです。
お礼
分からなかった、謎がやっと解けました!! 分かりやすく御説明をしていただきまして、とても感謝します。 ありがとうございました。 きくらげは、はじめ海藻だと思っていましたが、「キノコ」なんですよね。黒と白の違いは、体の臓腑に働きかける場所と効能が全く違うということをあらためて認識できました。