1.20世紀初頭まで大英帝国が世界の三分の一の国と地域を支配し、世界をリードしたこと。
2.第二次世界大戦後、戦争で疲弊した英国に変わり米が経済をリードしてきたこと。
3.近代教育は東南アジア諸国や他の後進国などでは西洋の言語で行われるケースが多い事。英語や西洋の言語(かつての宗主国言語)で高等教育を行っている国が多い。
支配しただけでは無理でしょう。
例えば、ブラジルの未開の部族が世界を征服して、公用語をその部族の言語にしてしまってもその言語は普及はしません。
何故なら、文化的な背景がなく、表現力が足らないから
回答2さんの「国際的に文化水準が高い」と言うのを流してはいけません。
世界で近代教育を母国語で出来る国は少ないんです。
日本は明治以降、創作熟語と言う形で西洋の文化を吸収し、教育の現場で使いました。
その熟語を逆輸入した韓国、中国位は母国語での近代の西洋的な教育が出来ます。
明治の世では日本は運良く漢字があり、既存の言葉に当てはまらない単語は熟語と言う形で創作が可能だった訳です。社会、会社、経済、国家、民主、etc…
言語は一般に多少の吸収は出来ても何千、何万と言う単語を母国語に訳せない国が多いのです。だって、概念、文化的背景がないんです。
後進国において近代高等教育に使える言語は、ヨーロッパ系言語、日本語、中国語などに限られます。(韓国語は漢字を捨てたので外します。だって同音異義語が多すぎ)
貴方は日本人で無ければどの言語を選びますか?
中国語は漢字を覚えなければいけなくて無理、日本語も同じ理由で無理、では基本26文字で表現できるヨーロッパの言語が有利です。
専門用語を含めれば何万と言う単語を吸収できる言語であれば母国語の教育も可能でしょうが実際は翻訳そのものが無理なケースが多いようです。
そう言う国が近代教育をしようと思えば、西洋の言語をそのまま適用します。
そして、現代において教育に使う言葉を選択しようとすれば、経済を米がリードしているのでおのずと英語が選ばれるケースが多くなります。
国の公用語に指定しただけでは普通は話せません。
東南アジアで英語を話せる人が多いのは、学歴が上がれば上がる程上手い英語を話せるのは、教育の現場が英語(講義や授業そのものが英語)もしくはかつての宗主国の言語が使われているからです。
お礼
色々な要素があるんですね。