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外国人用と自国民用の通貨が違う国があるのは何故
一昔前の中国では外国人用の通貨と自国民用の通貨があったと思います。キューバとかは今でもそうだと思います。何のために分けているのでしょうか?
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外貨を守るため。 外国人は、その国の通貨に無制限で交換できたほうがくにとして外貨が手に入りますが、帰国する際は、もとの通貨に戻せないと、換金するときに渋りますよね。 自国民は、簡単に外貨に交換できると、国が持ってる外貨が減ってしまいます。なので、交換を制限するんです。 ついでに。 中国だと、元は国際的な本来の価値よりも安く設定されていますから、輸出する組織には、ドルなどの外国通貨が溜まります。このドルを国際的な交換レートで元に交換してしまうと、国内に大量の元が出回ることになります。まあ、膨大に輸出すれば膨大に元が出回ります。そんなことになったら、恐ろしいインフレになりますから、一定額以上、国内通貨には交換できないようにしています。
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- hekiyu
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当時の中国は物価が安く、日本円で3000円(3万円ではありません。 3千円です)もあれば、一家四人が普通に暮らせる程度の経済状況 でした。 そういうところで、先進国の人間が、札束切ったら 自国民がどう思うか、ということです。 あまりの落差に愕然として、共産党政府に対する 不信感が醸成されてしまうのではないか。 また、これでは外国人との間で不公平が過ぎる ということもあります。 更に言えば、外貨が欲しくてそうい制度にした という面もあります。
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色々な事情があったんですね。
- chie65536(@chie65535)
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中国の「兌換元」は、1980年4月1日から流通し、1995年1月1日に廃止(使われたのは93年頃まで)された紙幣ですが、発行された理由は「中華人民共和国政府が外貨を管理するため」です。 兌換元は外貨に両替可能でしたが、一般人民が使用する「人民幣」は外貨に両替する事ができないようになっていました。 また、外国製品は人民幣では買う事ができないため、中国の一般人も兌換元を使うようになり、人民幣との闇両替が横行するほど、兌換元の使用が流行しました。 このため、本来の「中華人民共和国政府が外貨を管理する」と言う目的が達せられなくなり、1995年1月1日に廃止されました。 キューバの兌換ペソ(CUC)、人民ペソ(CUP)も、中国と同様の理由で導入され、CUCじゃないと輸入品が買えないなど、中国と同じような状況になっていますが、両替レートが「1CUCが24CUP」になっている(1CUC=1米ドルになっている為)など、違いもあります。
お礼
外貨を管理するためだったんですね。
お礼
外貨を守るためだと言うご意見ですね。