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自国を中心に考えない国なんてあるんですか?
中華思想というと、日本では(おそらく中国以外の外国でも?)、批判的に捉えられることが多いと思うのですが、自国を中心に考えない国ってあるのでしょうか?
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- staratras
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単なる「お国自慢」や「郷土びいき」というレベルのものは世界中にあり、「自国中心」というのもどこの国でもその国の人が考えていることはご指摘の通りです。 これに対して日本で「中華思想」と呼ばれている考え方は単純な「自国中心」ではなく、中国の「みずからを中華と誇り、周辺の異民族を文化程度の低い夷狄とさげすむ」(山川出版社「詳説世界史」)考え方で、世界中にあるわけではありません。 ただし、これが中国だけの特別な思想かといえばそこまでは言えないでしょう。例えば古代ギリシャ人は自分たちをヘレネス、異民族をバルバロイと呼んで区別しましたが、ヘレネスは「ヘレン(ギリシャの伝説上の英雄)の子」という意味であり、「バルバロイ」は「聞き苦しい言葉を話す者たち」という意味で、英語のbarbarian(野蛮人)の語源でもあります。「自分たちは特別な存在で、周辺の異民族を蔑視する」という点では共通しています。 これから先は回答者の個人的な考えです。古くから文明が開けた地方には「中華思想」に類するこのような考え方が広く存在していたのですが、多くの地方ではその文明の国が滅びるとそうした考え方も廃れてしまったのに対し、中国だけは王朝交代はあったにせよ、国家としての統一性はおおむね現在まで保たれたので、「中華思想」も引き継がれていったのではないでしょうか。 とくに長く儒学の正統とされた朱子学で、朱憙当時の南宋が北方の民族と対立していたことから華夷の区別を論じ、君臣・父子の身分関係を正す大義名分論がとなえられたことも大きな影響を与えたと考えられます。日本にも影響を与え、中華思想の日本版ともいえるような考え方を生み出すことにもなりました。 現代の中国人、とくに物心ついたときから経済的に豊かで改革解放の時代だった若い世代がどう考えているかはまた別の問題ですが…。
お礼
似たような考えは他国でもあるんですね。
やっぱり自国(秘密)優先かもしれません。 当局が企業に常駐 中国のネット検閲の実態が裁判で明るみに - WSJ http://m.jp.wsj.com/articles/SB11777697228475194531304581477392809539846?mobile=y これだけで懲役10年て。
お礼
自国優先だというご意見ですね。
- fmcc
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もちろん自国のことを第一に考えるのは当然ですが、世界のすべては中国のものってのが中華思想だったような
お礼
世界のすべては中国の物だということですね。
日本思想なんて言われたらどう思いますか? 中国の人口を知ってますか? 日本人だって自分優先に考える人はいるでしょう。 外国で「何人で~ですね」、 一括りにすることを 野暮の骨頂っていうんですよ。 アメリカやフランス、中東、 文化の違いを無視することはできません、 向こうの人だって一緒にされたくないでしょう。 自国優先とは自国に自惚れることですか? 語学を習得できない努力不足の 恨みをぶつたり、向こうでの人間関係から 国を悪く言う人はいますが。 自国優先とは?制度の違いを知ってください。 中東でなぜ罪のない人まで殺されてるのですか? 自国優先に殺されてるのですか?
お礼
~人とひとくくりにするなと言うご意見ですね。
- GoGoTigers
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中華思想は、自国中心思想ではありません、近代の国民国家を想定しているものではありませんから。 もし、自国中心であれば、他の国も自分の国が大切なんだろうと思いやることも出来ますが、中華思想はそもそも中国以外の国がこの世に存在することを認めない考え方なのです。 世界の中心に文化文明の開けた中華があって、その周辺に東夷、西蛮、匈奴など諸々の野蛮人(日本国の公僕の皆様によれば土人ですね)がのさばっているという世界観で、その連中をやっつけたり、隷属させたりして、中華の威光を知ろ示すのが正しいという考え方です。 中国の周囲の国家もそれぞれが尊重されるべき主権を持つ国民国家だという認識がそもそもありません。だから、国民国家の今の世界に於いては、他国の主権を侵害する、他国を侵略すると非難される行為も、中国がやる限りにおいては、中華を広めることだから絶対的正義だという認識が中華思想です。 逆にその中華の地に攻め入って来る野蛮人は飛んでもない連中で、かつての岳飛、そして、東洋の野蛮人(東洋人=日本人)を追い払った中国共産党は偉い、偉いとあがめられるのです。 そういう思いっきり時代錯誤的な行動原理に突き動かされてしまっている大国が、今の世界に存在すること自体非常に恐ろしいことで、批判的に捉えられるのは当然なのです。 尚、中国人が所与の当たり前の発想として何の疑いもなく持っている世界観を、日本の学者が中華思想と名付けたので(そもそも中国語に於ける近代的人文学社会学系概念・術語の多くは文明開化以降の明治期の日本語から拝借したもの)、中国人は自分たちでは中華思想とは呼ばないのかもしれませんが、そう呼ばないだけで、そういう考え方は厳然と彼らの中に存在しています。
お礼
中国以外は国ではないという考え方なんですね。
中華思想という言葉はありませんが、 政治に対する厳しさは自国優先ですね。 国民ではありません、 どこの国が世界のマイクロソフトに 撤退してくださいと言えるんですか? 赤字を出してでも国家機密に対する意識は 他の追随を許さない、そういう意味では 自国を優先していると言えるでしょう。 中国の人口を知ってますか? 外国の専門家でさえ中国のネット検閲は権威。 日本人はどうも中国や北朝鮮を冗談のように からかう風潮があるようですが、 国民と指導者はわけて考えたらほうが いいですよ。 恐ろしい国です。 >批判的に捉えられることが多いと思うのですが、 自国を中心に考えない国ってあるのでしょうか? そこまで無学ではありません。 自国を中心に考えない国とはなんのことですか? 自己中心的でコミュ障なネトウヨと 呼ばれてる人たちならどこにでもいるでしょう。 国家となると尺度が違うの分からない?
お礼
いろいろあるんですね。
>おそらく中国以外の外国でも?)、 批判的に捉えられることが多いと思う 中華思想なんて言葉はありません、 日本人が勝手に作った言葉です。 >「中国は、世界で最も長い歴史をもつ国の一つである。 中国の各民族人民は、共同して輝かしい文化を創造し、 また光栄ある革命的伝統を受け継いでいる。」(第1段) で始まる憲法前文の、第7段において 「中国の新民主主義革命の勝利と社会主義事業の成果は、 中国共産党が中国の各民族人民を指導して、 中華人民共和国憲法 - https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E8%8F%AF%E4%BA%BA%E6%B0%91%E5%85%B1%E5%92%8C%E5%9B%BD%E6%86%B2%E6%B3%95 前文にありますが誰も世界一なんて 思ってないでしょう。 祖国愛があるだけです。 中国の肩を持つことはしませんが、 中国のひとが外国にアクセスできないのを いいことに勝手ですね。 自国を中心?だれが?政治家? 自己中心的な人間ならいます。 他人より自分勝手な権利を主張すること、 権利を乱用する人間ならどこにでも いるでしょう。みんなから迷惑がられるような。 国単位で考えることはできません。 あとあなたにいいことをアドバイスします。 中国語が分からないようなら 気をつけてください。 下手に検索すると運が悪ければ フリーズしたり、狙い撃ちされます。
お礼
日本人が作った言葉だというご意見ですね。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
自国を中心に考えない国ってあるのでしょうか? 「国」ではなくても、そう考える人はいると思います。ある国が戦争を仕掛けてこないようにするには、自国を後に考えるよう洗脳するのが常識です。 で、そういう人には、非中華思想が、新しく、平和的で、云々ということになるのですが、他の宇宙人に非中華思想と書いた紙切れを見せても、あまり効き目はなさそうです。
お礼
人によるんですね。
- kagakusuki
- ベストアンサー率51% (2610/5101)
「自国を中心に」という点がどの様な意味なのかが問題です。 「自国の利益を優先して考えている」という意味での「自国を中心に考えている」という事はどこの国でもやっている事です。 しかし「中華思想」とはその様な意味で「自国を中心に考えている」という事を表す言葉ではありません。 「中華思想」とは 「自国が宇宙の中心であり、自分達こそが世界で最も優れた民族で、"自分達以外の民族は、程度の低い劣ったものに過ぎない"」 とする考え方の事なのです。 「自分達の国が宇宙の中心てあり、世界は自分達のために存在する」という意味では確かに「中華思想」も「自国を中心に考えている」という事になりますが、それは他国が行っている「自国の利益を優先して考えている」という意味での「自国を中心に考えている」とは全く異なるものです。 どの国も「自国の利益を優先して考えている」という意味での「自国を中心に考えている」のは確かですが、それでもそこには「他の国も自国と同様の独立した国家なのだから、他の国の都合もある程度は考慮しなければ拙い」、「他国をないがしろにして自国の利益のみを追求するだけでは、自分達の国が他国からないがしろにされずに済む資格がなくなるので、国益を追求する際には加減が必要になる」という配慮があり、その様な配慮をした上で「自国の利益を優先して考えている」のです。 それに対し「中華思想」は、他国を劣ったものとして蔑視し、それ故、他国をないがしろにしても構わないとする考えであり、どこの国であろうと蔑まれたり、蔑ろにされたりする事を快く思う筈はありませんから、「中華思想」が他国から批判的に捉えられるのは当たり前なのです。 【参考URL】 中華思想 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E8%8F%AF%E6%80%9D%E6%83%B3
お礼
そういうことなんですね。
お礼
そういう言葉もあるんですね。