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中国国民は自国通貨の低評価に対して不満を持たないのですか?

中国元はその経済力に比べて不当に価値を低く評価されています。インターネットが普及した今、中国の国民は自国政府によるこのような処置に不満は出ないのでしょうか? 中国の経済力から判断して、中国の国民一人一人ははもっと裕福な生活を送れるはずです。しかし1994年以降の行政による管理変動相場制によって、自国通貨を安くされ不当に貧しさを強要されています。 ネットにより世界中から情報が集まる今、中国国民は行政への反発を強めると言うことはおきていないのでしょうか?  かつては日本も固定相場制でした。通信が今程発達していなかったこともあり、さほどの障害は生じなかったと思います。しかし今はネットが普及しています。まして中国は通信先進国です。中国の国民が不満を持たないとしたらとても不思議です。 以上宜しくお願いします。

みんなの回答

  • cse_ri2
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回答No.3

>確かに、中国国民は「元」高になると経済が立ちゆかなくなると >信じているのかも知れません。かつての日本がそうであった様に。 >しかし当時の日本がおかれた状況と決定的に異なるのは得られる >情報量が圧倒的に違うと言うことです。 中国政府は、きちんと事態を認識していると思いますよ。 アメリカからの度重なる圧力にも関わらず、元高を頑なに拒んでいるのは、輸出主導経済が頓挫するのを恐れているからです。 では国民はどうかというと、ほとんど知らないでしょう。 理由はどこか。民主主義の日本と違い、中国は一党独裁国家だということです。 マスコミも、ほぼ政府のコントロール下にあります。 政府に都合の悪い情報はなかなか報道されず、ましてや政府の政策に反するようなニュースは弾圧の対象にすらなっています。 日本と同じ基準で、中国を考えない方がよろしいかと思います。

noname#46689
質問者

お礼

回答有り難うございました。 >しかし当時の日本がおかれた状況と決定的に異なるのは得られる情報量が圧倒的に違うと言うことです  そうなんですよね~ なぜ国民から不満の声が強くなってこないのか、それが不思議です。中国はちょっと前、天安門で自国民を戦車でひき殺すことができた国です。ですから権力者が元高に対して国民の声を封じ込めようと画策しても不思議では有りません。でも国民の間から不満の煙も上がってこないのが不思議なんです。 >国民はどうかというと、ほとんど知らないでしょう…政府のコントロール下にあります そうなんですか。中国の通信は日本以上に発達していると聞いています。しかし情報は一般国民までは浸透しないのでしょうか? 世界中の情報がネットを通して得られる今、情報を権力者が制御するのは難しいと感じているのですが… 情報操作は意外に簡単なのでしょうかね。 >政府に都合の悪い情報はなかなか報道されず これは分かります。TV、ラジオ等は情報統制しやすいでしょうね。しかし世界中からネットを通して入ってくる情報をどのように制御しているのでしょうか? >政府の政策に反するようなニュースは弾圧の対象にすらなっています そういう国がこの先経済大国になれるのだろうか? 今後の変化を見守りたいです。 有り難うございました。

  • tanuki4u
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回答No.2

人間は、身近なモノでないと実感できない。 中国における最終消費財としての輸入品利用は低い。 データを探したがちょっと見つからなかったが、日本の円が強くなったときも「海外旅行が安くできます」「海外ブランド品が安く買えるようになります」「外車が安く買えます」程度の報道レベルであり、決して「石油が安く輸入できるようになり、その結果、国内生産品が安くなり、豊かになれる」とは報道されなかった。 元が高くなると、輸出がしづらくなって、不景気になる。 この方が、わかりやすくて、実感しやすいです。 実際に日本でも、360円から308円(だったかな、最初の円切り上げ)で、大騒ぎ、不景気が来るというので。

noname#46689
質問者

お礼

回答有り難うございました。 >中国における最終消費財としての輸入品利用は低い 実際に使った経験が少ない為でしょうかね。 >日本の円が強くなったときも「海外旅行が安くできます…決して「石油が安く輸入できるようになり、その結果、国内生産品が安くなり、豊かになれる」とは報道されなかった。 日本の場合は情報操作が有ったことも否定できないと思います。当時は今に比べて、それだけ情報を得ることが困難な時代だったと思います。国民全体に情報が行き渡り世論が形成されるのは可能では無かったのだと思います。 しかし今は情報化社会。いくら中国の人口が多いと言っても情報が行き渡る事はさほど困難な事では無い様にも感じます。いったい何が障害になっているのか不思議です。 有り難うございました。

  • cse_ri2
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回答No.1

今の中国は、20年~30年前の日本を思い出せば、わりと理解しやすくなります。 あの頃の日本は、円高に対して極めて敏感でした。 円高になれば、輸出主導の日本経済が立ち行かなくなると、マスコミをはじめとして国民全部が信じていたのです。 ところが、プラザ合意をへていざ円高になってみると、円高には円高のメリットがあることに、国民全体が気づきました。 具体的には、輸入品が安くなる、海外旅行が安くなって一般庶民も気軽に海外旅行を楽しむことができるようになるなどです。 自国の通貨高のメリットというのは、エコノミストはともかく、一般庶民は生活で実感できないと、なかなかそのよさがわかりません。 逆にいえば、実際に通貨高が発生するまでは、メリットがあったとしてもそれを肌で実感できず、不満の起きようがないのです。

noname#46689
質問者

お礼

回答有り難うございました。 >円高になれば、輸出主導の日本経済が立ち行かなくなると、マスコミをはじめとして国民全部が信じていたのです 確かに、中国国民は「元」高になると経済が立ちゆかなくなると信じているのかも知れません。かつての日本がそうであった様に。しかし当時の日本がおかれた状況と決定的に異なるのは得られる情報量が圧倒的に違うと言うことです。 これだけの情報を世界中から得ることができればたとえ体験しなくても自国の通貨が高くなることによって得られるメリットを知ることができるように思うのですが… 難しいのですかね。 有り難うございました。