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内観療法

こんにちは。 内観療法の創始者、吉本伊信氏が創始した内観療法を 理論的に理解できる本、 または、他の心理療法との理論的な違い、共通点が 理解できる本があったら教えてください。

専門家の回答 ( 1 )

回答No.2

こんにちは。 読ませていただきました。 内観法については、産業カウンセリングの講座でも紹介される程度で、基本は来談者中心療法の解説が優先されているところからも、一部の例外を除いてあまり実践されてはいないようです。 というのは、どこかで暗黙裡に宗教的救済が前提とされており、これが相対化一般化を阻んでいる理由のように思えます。 http://www.amazon.co.jp/dp/4393364961 【吉本内観の問題点】 ここの書評は大変示唆的です。 許すということは、カウンセリングで最も大切なプロセスですが、内観法における自らの罪を認めるということは、自己を受け入れるということ以上のものがあり、セラピスト側の恣意的なプロセスだと思うんですね。 これはどこかで思い込みとして自分を責める材料を提供してしまう恐れもありますし、社会的価値観と結びついて自己否定的に作用してしまう恐れもあるわけです。 しかし、そうであっても、というのがカウンセリングの肝になるわけですが、ここでなにがしかの救済ということが起きると、依存的になってしまう恐れがあります。 確かにどのようなカウンセリングであっても、なにがしかの価値観を前提としているのですが、可能な限りニュートラルであるのが一つの約束事なんですね。 もっとも、この療法が無効だといっているわけではなく、ある環境下においてはいくつかの条件付きで成果を上げると思いますし、これはこれで優秀なセラピストが行えばいいと思います。 私の感想としては、一種の修行なのだと思います。 効く人にはばっちり効くと思いますが、誰にでもというわけではないとお考え下さい。 応援してます。

kirakiraaruku
質問者

お礼

回答、ありがとうございます。 参考になりました。

吉田 修(@osamucom0409) プロフィール

産業カウンセラー(日本産業カウンセラー協会) 吉田修(株式会社Dream・Giver) ■ご質問者・みなさまへ■ コーチング最新メソッドを使い、自分でできる、気持ちの切り替え方法をご提案しま...

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