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地層の特徴について知りたい
千葉県「東浪見駅」海岸付近の地層の特徴を知りたい 昨日千葉県の外房線「東浪見駅」の海岸に散歩に行きました 「東浪見駅」~「三門駅」の間の海岸を歩いていたと思います。 歩いている際に、海岸と街の境目に巨大な岸壁がいくつも見られました、 その岸壁は、粉状?で、どこか人工的なものでした。 岸壁の付近に砕けて、崩れ落ちた岩が沢山あったのですが、 小さいものを拾い、手に力を入れるとパキっと割れました。 これは人口的に作られた岸壁なのでしょうか? というのも、その岩の中に鉄の粒の様なものが無数に混入していたので、 人がコンクリートなどで作ったものではないか?と 思った次第であります。 地層に詳しい方、詳細を教えて頂けますと大変助かります。 また、人工的に作られたものと、自然物の見分け方などがありましたら 教えて頂けますと助かります。 回答お待ちしております。
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大東漁港から南に続く海岸沿いの崖のことですね。 この崖は、以前波の打ち寄せる海岸から切り立っていた崖で、大東岬に続く海沿いの崖です。波で崖が崩れるので、それを防ぐために海岸沿いの海中に消波堤を作ったら、そのうち消波堤のとの間の海岸地が埋まっ陸地化したものです・・・漁港の近くは埋め立て地でしたね。 自然の崖で、崖の種類としては、海食崖で、崖に出ている地層は、上総層群の黄和田層という名前の地層で、深海底に溜まった泥の層と砂や降ってきた火山灰の層とが層をなしている岩相です。 半固結の地層で、泥層は薄く剥がれ落ち、乾くとポロポロ砕けます。黒い粒は、黒い火山灰の粒(スコリアという)が散在しているのでしょう。ここでは、白い火山灰の層はあまり見られず、スコリア火山灰の層が多く、泥の地層にもそれの粒が混じっています。 人工物と自然物の区別は、その場所の自然材料を使って人工的に固めた場合など見分けが難しい場合などもありますが、コンクリートなどでしたら、割れ口を見れば,簡単に分かります。自然物の方は、物を見て自然物と断定するには、自然物としての地層の特徴を判読して判断するのですが、地層といっても多種多様の地層があるので、周りを含めてよく見て考えるのと、場数を踏むしかないです。 ご覧になった崖のようなのが代表的な自然の崖なんだと思って下さい。 あと、黄和田層は、中学校の理科の教科書にも地層の例で、よく写真が出ています。代表的な深海の地層です・・・浅い海の地層や、陸上の地層はかなり違うので、すべての地層が黄和田層の地層みたいなものだと、速断されると困るんですが。
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ありがとうございました